キット商品とワークショップに関しての注意点について

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

東京は、残念ながら緊急事態宣言が1カ月延長されてしまいました。

ますますおうち時間が増えてきました。

是非、当方の和紙や水引キットで楽しいひと時を過ごして頂ければと思います。

また、キットに関しても企業さまからも問い合わせをいただくことが度々あります。

当ショップのキットやワークショップについて、注意点などがありますので、それをご紹介したいと思います。


 

ワークショップ

 

ショップでの対面式のワークショップとオンラインでのワークショップの両方を開催しております。

和紙作り体験から水引結びのワークショップなど、色々企画しております。

当方は、初心者向けの内容が多いかもしれません。

もちろん、リクエストを頂ければ上級者向けのワークショップ(例えば一閑張りなど)も今後企画していく予定です。

また、現時点では認定講師育成のワークショップはございません。

「私も誰かに和紙や水引を教えたい」と希望されるかたは一度お問い合わせくださいませ。

内容によってはOKな内容もありますし、指導させて頂くこともあります。

ただし、必ず一度は当方のワークショップに参加された方に限ります。

(無料のワークショップでも可能)

以前も当方のワークショップに参加された方で友人や知人に教えたいという希望者の方がいました。

お問い合わせ頂いたワークショップは、水引結びと和紙で作るペーパーバッグでした。

どのような内容で開催されるのかなどを確認させて頂き、問題がなければOKを出しています。

(いくつか簡単な条件を提示させて頂いております)

無断で開催するのではなく、必ずお問い合わせ頂くことをお願いします。

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また、ワークショップ内で作った作品を販売に関しても同様に、お問い合わせ頂けましたら幸いです。

(販売方法や値段などに関して確認しないと判断ができないためです) 

 

キット

 

ワークショップに合わせてキットも販売しております。

コロナ禍で昨年から注力してキット商品を企画し販売しております。

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当商品のキットは、ある程度サイズにカットなど下準備ができている状態で販売しています。

初心者でも短時間に簡単に作れることを目指しています。

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作り方の説明書も一つ一つの工程を写真で載せて分かりやすさを目指しています。

キットの中には、英語で説明しているものも販売しています。

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日本人だけでなく、海外の人にも和紙や水引の魅力を作ることでお伝えしたいと思っています。

キット商品にもいくつか注意点がございます。

キットを沢山購入して、ご友人やご家族の方々と一緒に作られるのは問題ありません。

 

不明点などあれば、ワークショップ(オンラインも可能)にいつでもご参加頂けましたら嬉しいです。

作り方には記載しきれなかった細かい部分までお伝えすることができます。

できましたら、みなさんで一緒にご参加頂けるとベストですね。

ただし、さまざまな条件でワークショップに参加することが厳しいのであれば、仕方ありません。

購入する際に一言備考欄などに説明頂けますと幸いです。

キットを購入されて作ってみて、さらに教えたいと思われた方もワークショップ同様に一度お問い合わせ頂けますと幸いです。

ただし、ワークショップにも参加されたことがなく当方が把握していない方が講師となって当方のキット商品でワークショップすることはご遠慮願います。

無料でも有料でも同様です。

キットの中には当方が考案した作り方が記載されています。

ネットや本などで知られているものでも初心者向けに新たに考案した方法が記載しています。

また、作り方にも記載しておりますが、著作権は東京和紙になります。

お問い合わせ頂いたとしても、当方が知らない方はご遠慮願います。

理由は簡単です。

「間違った解釈で作り方を勝手に進めて問題を起こさないように」です。

先日、某法人さまからお問い合わせ頂いた内容が上記に該当することでした。

過去にあった事案ですが、ワークショップに参加された方でも間違った作り方で教えられてしまったことがありました。

この時は、表裏を逆にして進められてしまいました。

これは、当方としてもきちんと伝えきれていなかった責任もあります。

当方のキットはほとんどオリジナル商品となっています。

いくら手先が器用という方でもポイントをしっかり把握されていらっしゃらないと間違った進められ方をされてしまいます。

ワークショップもキット商品に関しても教えたいと思われる方は、必ずお問い合わせ頂けますと幸いです。

また、キットだけでなく材料だけも販売しています。(水引や和紙など)

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そちらを購入されて各々が作り方を考案してワークショップを開催されるのは問題ありません。

これは、作家(切り絵、折り紙など)の皆さまにも同様です。

当方の和紙を使って作品を作り販売されることは問題ありません。

その際に、一言「東京和紙(和紙ラボTOKYO)の和紙(および水引)を使用」とお伝え頂けますと尚嬉しいです。

どの案件でも、無断でするのではなくお問い合わせ頂けますようよろしくお願いします。

キットなどのご購入はこちらからどうぞ

shop.thewashi.tokyo

 

 

 

 

#workshop #kit #ハンドメイド #手作り #講師 

 

 

 

お寿司屋さんから寿司スタンプのご注文頂きました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先日は、お寿司屋さんからミニ寿司スタンプのご注文を頂きました!

ずっとお寿司のかわいいスタンプなどを探していらして、うちの商品がヒットしたそうです。

普通に送るのではなく、可愛らしくパッケージして発送させて頂きました。

どんな風に送ったかをご紹介しますね。


 

ミニ寿司スタンプとは?

 

和紙ラボTOKYOでは、小さな寿司スタンプを2種類販売しています。

shop.thewashi.tokyo

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和紙商品ではないのですが、当ショップの人気商品です。

Bタイプは在庫がラスト1個しかない位です。

私がイラストを描いてスタンプにしました。

実は、もう25年位前にイラストを描いてその時商品にして、5年位前に再度商品化したものです。(まだ和紙屋になる前に作ったものです)

最初に販売していた時はとても好評だったのですが 、二回目販売した時は反応がいまいちでずっと在庫していたものを、一昨年ショップオープンした際に再度店頭やネットなどで販売してみました。

今回は、すぐに反応がでました。

まずは、海外の展示会などですぐに売れたのです。

(実は今も海外からの注文は頂きます)

国内でもじわりじわりと売れ始めて、どちらもあと数個しかない状態までいきました。

実は、あまりにも昔に書いた為、原画が残っておらず再販が厳しいのです…。

今の内にご注文頂けますと嬉しいです(^^;)

 

お寿司屋さんから問い合わせが入る

 

先日、広島にあるお寿司屋さんからお問い合わせの連絡を頂きました。

「ずっとお寿司に関するスタンプを探していました。

そちらの寿司スタンプがとても可愛かったので、購入させて頂きたい」という内容でした。

本業のお寿司屋さんが認めて頂けるとは夢にも思いませんでした。

そして一つお願いをされまして。

店舗が8店舗あるのでそれぞれに分けて発送してほしいということでした。

(もちろん、それぞれの送料は頂いております)

なんと、8店舗でうちの寿司スタンプを使って頂けるのはうれしいです。

快諾させて頂き、それぞれに発送させて頂きました。

ただ、スタンプだけを送るのは味気ないと感じたので、捺印サンプルをセットにお送りしました。

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前にご紹介した余った切れ端の和紙を再利用させて頂きました。

魚は海や川の生き物なので、波型のスタンプも併せて押して。

これならば、手にとった方が分かりやすく可愛いと思って頂けるのではないかと考えたからです。

作っているこちらも楽しかったですよ。

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それぞれのスタンプをパッケージするとこんな感じです。

すぐに開けられてまたスタンプを保管できるようにチャック付の袋を選びました。

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全体でこんな感じになりました。

バラン(緑の葉っぱ)も入れたくなりましたが、あまり大げさにしないようにシンプルを心がけました。

それぞれの店舗でどのように使われるか楽しみですね。

ポイントカードのスタンプとしても楽しいかも。

 

キャンペーン用の水引ストラップもお魚に変身

 

コロナ禍応援キャンペーン用の水引ストラップもお魚に変身!

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現在、当ショップの商品をご購入の方やワークショップにご参加頂いた皆さまには感謝の気持ちを込めて水引ストラップをプレゼントしています。

世界中大変な状況になっているコロナ禍の中で、よくぞ当ショップを見つけてくださり、商品を購入頂いたことへのお礼を込めてコロナが落ち着くまで続けるキャンペーンです。

いつもは、あわじ結びなのですが、せっかくお寿司屋さんなので少し手間をかけてお魚結び(金魚結びのアレンジ)にして一緒にお送りしました。

(今回は、ご注文頂いた方のみに送らせて頂きました。)

もちろん、2021年新春キャンペーン用の和紙カードもセットです。

 

個人のお客様からのご注文も大変うれしいです。

そして、法人(お店を持っていらっしゃる方)からもご注文頂けたのは当ショップとして実績の一つになります。

寿司スタンプに限らず、法人さま向けのノベルティー商品も提案していきたいと考えました。

スタンプも可愛くてくすっと笑えるイラストをこれからも増やしていきたいと思っています。

(寿司ではあと何が書けるかな…)

リクエストもお待ちしております!

 

 

#stamp #sushi #Japanese food #和紙 #水引 

 

 

 

中途半端なサイズになった水引の利用方法!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先日は、余ってしまった和紙の再利用方法をご紹介しました。

今回は、中途半端なサイズになってしまった水引の利用をいくつが提案させて頂こうと思います。

水引と聞くと結んで使用するものとイメージする人は多いかもしれません。

結ばなくても十分に水引を楽しむことができます。

結ぶのが苦手な方でも活用頂ける方法だと思います。


先日は、余った和紙の再利用方法をご紹介しました。

www.tokyowashi.com

和紙と同様に水引もいろんな使い方を考えております。

 

沢山残った水引たち

 

当方では、水引結びアクセサリーなどを販売しているため、大量に中途半端なサイズの水引が続々と出てきます。

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あまりにも短いものは廃棄しますが、約8cm位ありそうな水引は保管しています。

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時間があるときに色別に分けて保存しています。
サイズが短い水引はうちのショップでは用途があります。

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「和紙ラボTOKYO」ではいろんな色の水引を陳列して販売しております。

本数ある水引をサイズの短い水引で結んでまとめているのです。

当ショップでは、基本的に絹糸が巻いてある絹巻水引を中心に在庫しています。

輪ゴムで結んでいると、時間の経過と共に劣化して切れてしまいます。

また、水引を引き抜く際に絹糸が輪ゴムに絡まってしまって糸がほどけてしまうことが多々あります。

しかし、水引で結んでいるとほつれの問題もありません。

きゅっと結ぶことができるので時間が経過しても緩んでくることもありません。

もともと水引は、髪の毛を結うものですし、書類などを束ねるものとしても使用されてきました。(今でも力士の髪の毛は水引(元結)で結んでいます)

水引は綺麗な紙紐だけではないことをお伝えしていきたいと思います。

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小さな飴や小物などを紙などに包んで、水引できゅっと結べばギフトラッピングに変身させることができます。

なんの手順も考えずにすぐに作べるのでたくさん作っていてはいかがでしょうか。

 

短い水引の利用方法

 

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15cm位残っているのであれば、十分にあわじ結びならば結ぶことができます。

慣れている方ならば、約8cm位でも小さな1本でのあわじ結びはできると思います。

手紙やはがきなどにちょこっと貼り付けてアクセントにするのもいいですよ。

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一つ結びだけでも十分にオーナメントなどに活用することができます。

写真のように、端をちょっと斜めに切るとぐっと高級感がでますよ。

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アクセサリーなどを作るのが趣味の方ならば、ストラップなどにすることもGood。

水引自体とても色が綺麗ですし、簡単なのでお子さんでも作ることができますよ。

また、水引は、結ばなくても十分に楽しむことができます。

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好きな色の水引のサイズをそろえてタッセルにしてアクセサリーにしてみてはいかがでしょうか。

ソケットの部分パーツの大きさによって細いものから太いものまで色々楽しめます。

 

水引を太幅バンドに変身

 

市販でも数本を接着してクラフトバンドのような水引は販売されています。

ただし、あまりネットなどでは見かけなかったり、色合いが好みでなかったりする場合が多いかと思います。

それならば余っている水引でオリジナルを作ってみませんか。

作り方はとても簡単です。

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好きな色の水引を隙間なく平行に並べてボンド(乾くと透明になるもの)で固定するだけです。

詳細は動画をご覧ください。 


好きな色で水引バンドを作ろう!

 

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ボンドが乾けば、折り曲げてもはがれることはありません。

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好きなサイズにはさみで切ってピンバッチやリングなどの金具と接着すればあなただけのオリジナル水引アクセサリーが作れます。

もっと本数をまとめて丸や三角、ハート型などに切ればさらにバリエーションが増えますよ。

 

 

 最後まで水引を使い切って頂けると嬉しいです。

また、結婚式などお祝い事で頂いたご祝儀袋の水引飾りも同じように再利用してみてはいかがでしょうか。

 

アイディアはまだまだ出てくると思います。

いろんな用途で水引を活用頂けるようにどんどんご紹介していきますね。

 

#Washi #Mizuhiki #recycling #handmade #Japanesepaper  #art #paper

 

 

 

余ってしまった端っこ和紙や頂いた包装紙の再利用方法!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今回は、余ってしまった和紙の再利用をいくつが提案させて頂こうと思います。

和紙だけでなく贈り物で頂いた包装紙やリボンなど、デザインが綺麗だから保管するけど使いきれていない経験はありませんか。

何かで使えるだろうでそのまま時が経つという方にいくつかご紹介したいと思います。


 

東京和紙の端っこ和紙

 

もちろん、和紙を制作して商品する場合裁断などで端が余ってしまうことがあります。

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ミスプリントなどしたものなども全て保管しています。

東京和紙は、糊などを一切使用せずに和紙を制作しております。

なので、また水に漬け繊維に戻して和紙を作ることができるのです。

一度漉(す)いた和紙なので、強度は少し落ちてしまいますが、用途によっては十分に活用できるので捨てません。

色などが付いたものも飾り用なので使用できるので、こちらも再利用します。

ただし、市販されいてる紙(和紙に限らず)は、接着剤を使用していたり化学薬品なども使用しているので綺麗な紙に戻すことはできません。

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その場合、ラベルなどにしてみてはいかがでしょうか。

はさみではなく手でちぎると紙の繊維が目立ってより和紙の雰囲気がでます。

写真は、当方の和紙で作りましたがみなさんの持っていらっしゃる紙でも繊維は小さいですが、和らな質感が演出できますよ。

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千代紙や包装紙などの再利用

 

 

特に綺麗な包装紙などを保管するけど使い道が…という方も多いと思います。

封筒(ポチ袋)にして再度ギフトパッケージにしてみてはいかがでしょうか。

簡単に封筒は作ることができます。

こちらの動画をご覧ください。


和紙でぽち袋をつくろう!

私の知人は、素敵な写真を使っているカレンダーやチラシで封筒を作り、手紙を入れてプレゼントしています。

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サイズが小さい場合は、つなぎ合わせて作るとオリジナル性が演出できます。

写真は、千代紙の余った部分を順にのりで繋げて作りました。

いろんなデザインをいっぺんに楽しめますし、一気に消費することができます。

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アート作品として額縁の中に入れるのも一つのアイディアです。

この手法を「コラージュ」と言います。

自分の好きな様にコラージュにして作品に仕上げても素敵です。
 

 

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缶バッチやボタンにするのもアリですよ。

紙の厚みが薄いものや柔らかいものならばシワが入らずに綺麗に丸く包めます。

100均ショップなどでクルミボタンのキットが販売しているのでそれで作ることができます。

 

 

アイディアはまだまだ出てくると思います。

捨てる前にこの記事を読んで再利用して頂けると嬉しいです。

 

 

#Washi #recycling #handmade #Japanesepaper  #art #paper

 

 

 

大量に水引を仕入れました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先日、水引を大量に仕入れました。

日本だけでなく、海外からも問い合わせが多くなってきましたのでこのタイミングでいろんな色を注文しました。

当社で使用していたり販売している水引は、長野県飯田市から仕入れています。

私のご先祖さま(父方)のふるさとでかつて水引問屋でもあったので、もっと知って頂きたくこの地域からと決めています。

 どんな水引を仕入れたのか、簡単ですがご紹介します。 


 

絹巻水引の全色仕入

 

いままでは、サンプル帳から個人的な好みの色しか仕入ていませんでした。

それがどんどん積み重なってくるとどの色が在庫していてどれが足りてないかが分からなくなってきてしまいました。

これではお客様への説明もできないので、色の把握と在庫の見直しも兼ねて

絹巻水引の全色を仕入れることにしました。

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絹巻水引とは、字の通り和紙で出来ている芯に絹糸が巻いている水引を指します。

他にも色紙が巻いてある水引もありますが、色合いや作業の良さも考え、当店では絹巻水引を中心に展示販売しています。

仕入てみて、色のバリエーションが豊富だということを改めて気づかされました。

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例えば、赤系(オレンジ含む)の水引といってもこれだけの種類がありました。

同じような色合いでも微妙に違いがあります。

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例えば、上の写真の茶色の水引ですが実は2色あるのです。

実際の水引を見ても一瞬分かりません。

でも不思議なことにずっと携わっていると感覚で色合いが若干ちがうことが分かるようになります。

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芯をよく見ると白と黄土色の2色ありますね。

この色合いが違いを出しています。

もちろん、同じ白の芯だったりする場合もありますが、簡単に見分ける方法の一つです。

外から芯は見えなくても微妙な違いが出るのが不思議です。

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やっかいなのが光の加減一つで同じ色に見えたり違ってみえたりするので、検品する際は電気を消して自然光の中で確認します。

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最も色数が多いのが、緑色系で次がピンク色系です。

一同に揃うと可愛らしい色合いでも迫力があります。

ピンク系だけで結んでも単調にならずにバリエーションを見せることができますね。

 

一番悩むゴールド系

 

絹巻水引以外で一番注文に悩むのがゴールド系水引です。

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色よりもキラキラ系の水引の方が種類が多いのです。

微妙な色合いがたくさんあってサンプル帳と在庫を見比べながら発注しています。

大体、イエローゴールド、ブロンズ、ゴールド、ジャンパンゴールドの4色にしていますが、前回どの水引の何番だったか瞬時に出てこないのが難儀です…。

リスト表を作成したので、次回は同じものを注文できるので色合いも安定させるようにしました。

シルバーも色々注文するのですが、ほとんどが同じと言われて1色しかないのかと思っていたら2色あることを今回発見しました。

さらにバリエーション多い商品を制作できますね。

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一同に展示してみたら、ぎっちぎちになってしまいました(^^;)

更に見ごたえのあるスペースになりました。

どんどん品薄になっていけるように宣伝していきたいと思います。

ショッピングサイトでも色系別で販売しています。

shop.thewashi.tokyo

いろんな色を試して頂きたく少量ずつのセットで販売しています。

ご興味ある方は是非チェックしてみてください。

 

 

#Washi #Mizuhiki #handmade #Japanesepaper  

 

 

 

和紙ラボTOKYO商品の梱包や発送方法をご紹介します。

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

自社サイトのオンラインショップだけでなく、「Etsy」や「Pinkoi」という海外向けのeコマースwebマーケットにも商品を出品し、販売しています。

コロナ禍であってもありがたいことに海外からもご注文を頂き、日々梱包して発送しております。

最近お客様より「商品も素敵だけどパッケージがとても可愛い」というお声を各地から頂けることが多くなりました。

そこでどんな風に梱包して送っているか実際の販売商品でご紹介したいと思います。

他社さまと似ているところ、当方ならではオリジナルな部分も含めてご覧ください。

  


 

今回はアメリカのお客様からのご注文

 

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以前当商品の和紙巾着をご購入頂いたアメリカのお客様からリピートでご購入頂きました。

アメリカだけでなく、ヨーロッパも日本の千代紙のような華やかなデザインはとても人気です。

今回は、千代紙で作ったおはし袋セットを多数ご購入頂きました。

海外の発送にはいろんな方法があります。

ただし、コロナ禍で国によっては発送がNGなところもあります。

フェデックスなどの海外宅急便はほとんどが発送可能ですが、送料がとても高いです。

安価で小さな商品の注文が多い当方としては、送料が上回って赤字です…。

郵便局のEMSやeパケットがメインですが、アメリカの場合現在小包は発送できません。

昨年は注文頂いても発送できるまでお客様には待って頂いていたのですが、

最近、ヤマト運輸の「国際宅急便」で発送できることを知りました。

国際宅急便 | ヤマト運輸

送料もサイズによりけりですが、郵便局のEMSより少し高めで発送できるので、

利用することにしました。

オーストラリアも郵便局では小包発送がNGなので、こちらを利用して発送しています。

  

梱包状態

 

ある程度マニュアルを作成し、短時間で梱包できるようにしています。

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商品が多い場合は、いくつか塊のように袋に入れて商品を固定します。

このPP袋は、桜など和風なデザインのものを使用しています。

固定用のマスキングテープも和柄を選んでいます。

1月なのでお正月気分も感じられるテープにしました。

 

 

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せっかく、遠い海外からご注文頂いているので少しでも多く和を楽しんで頂ければと思って選びました。

当方はショップも営業しているので、3サイズ位袋は用意しております。

(手提げ袋ではありません)

海外の場合は、荷運びが荒い場合もあるので、隙間があまりでないようにして破損を防ぐようにしています。

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しっかり宣伝用のリーフレットやキャンペーン中のノベルティーもすぐに送れるように準備しております。

世間では、手書きのメッセージを付けると反応が良いと聞いたことがあります。

ギフトパッケージ用は手書きメッセージは入れるのですが、普通の購入商品は入れないようにしています。

これは私自身の感想でもあるのですが、その場で感激してもいずれ忘れてゴミ箱行きになることが多いなと感じて書かないようにしています。

それよりも受け取ったお客様が他の方に贈れる物の方が喜ばれると考えています。

よってキャンペーン商品も他の方へ贈れる何も書いていない和紙カードとそれを入れる封筒(ぽち袋)に決めました。

  

梱包方法その2

 

 今回は、平滑性のある商品なので、箱ではなく封筒に入れて発送することにしました。

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発送用封筒にはあらかじめエアキャップが内側に貼っているものを最近選ぶようにしました。
いままでは、一つ一つエアキャップに巻いて普通の封筒に入れて発送していましたが、どうしても手間がかかります。

他の業務などもありますので、梱包時間を少しでも削減するために導入しました。

また、商品が破損しないように少しでも空気を減らすことが大事と考えています。

空気が多い状態でサイズが大きくなるとそれだけ送料も高くなります。

小さなサイズで少しでも送料を安くすることも大事ですね。

最近は、通販でのご注文が多くなりましたので、商品や発送先によって瞬時に選べる用に梱包用の備品はストックするようになりました。

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この梱包テープも人気があります。

当商品をご購入される方の大半は女性です。

ワンポイントでも外から見える部分でも和風のかわいらしさを演出しようとこのテープを選びました。

先日、イギリスのお客様がこのテープにとても感激されていて「うちにも猫ちゃんがいるのでとっても気に入った」というありがたいメッセージを頂きました。

ギフトパッケージはいかにオリジナル性がある和紙でそろえようと考えていますが、

普通の梱包では、周りにある和風の可愛いものを取り入れてスピーディーに発送できるようにしています。

どうしてもコロナ禍で今までよりも長く到着までに時間がかかります。

それはこちらではどうすることもできません。

ならば、少しでも梱包をスピーディーにしてすぐに発送し、かつ受け取った方が喜んで頂けるように日々研究を続けていきたいと思います。 

 

 

#Washi #Mizuhiki #handmade #Japanesepaper #パッケージ 

 

 

 

和紙や水引のギフトパッケージ承っております!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

オンラインショップリニューアルに伴い、ギフトパッケージにも力をいれようと色々試みております。

お誕生日祝い、入学祝い、成人祝い、還暦祝い、結婚祝いなどなど、さまざまなシーンのギフトとして当商品が贈られるのを目指しています。

他にはない、オリジナルの和紙ギフトを考えました。

どんなギフトパッケージになっているかをご紹介します。

  


 

ギフト和紙カード

 

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和紙も水引もお祝いのギフトにはとてもぴったりです。

それぞれに深いハッピーな意味が込められているので、是非ギフトとして贈って頂きたいです。

さらにお祝い用にふさわしいものにするために、まずカードをご用意しています。

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ギフトカードも手すきで一から手作業で作っています。

現在は、片面が赤色、緑色、紫色でもう片面が無地である白色の二層の和紙になっています。

(時期によってそれぞれ嗜好を変えた和紙をご用意します)

メッセージは、一つ一つ手書きで筆ペンで書いております。

なぜ手書きでしかも筆ペンかというと、きっかけは海外でした。

一昨年アブダビの展示会に出展した際に、ある男性からお母さまにプレゼントしたいから手書きでメッセージをしかも日本語で書いてほしいとお願いされました。

その時、ペンが筆ペンしか持っていなかったので、一生懸命書いたところとても感激して頂けました。

つたない字ではありますが、味わい深く筆のカスレ具合も最高だと褒めて頂いたので、そこからこの方法で進めようと決めました。

「God bress you」は、「幸運を祈ります」や「神のご加護がありますように」という意味が込められています。

文章は、どのお祝いにも適したメッセージにしています。

他に何かリクエストがありましたら、ショッピングサイトの備考欄に明記頂けますと幸いです。

  

ギフトラッピング

 

通常もアクセサリー商品は、基本的に箱に入れて販売しております。

ギフト用になるとそこに帯がつきます。

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もちろん、帯も手すき和紙を使用しています。
和紙本来の温かみが感じられるように、スタンプを使用してギフト性をだしています。

今時期は、熨斗紙風にしています。

これは、時期によってはちがうスタンプになります。

実は、帯の幅サイズも意味のあるサイズにしています。

奇数サイズで「絆を割らない」というメッセージを込めました。

さりげないメッセージも込めてお包みしたいと思っています。

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他のサイズの箱だとこんな雰囲気になります。

受け取った方も幸せな気分になって頂けると嬉しいです。

   

他のギフトラッピング

 

 アクセサリー商品以外も販売しておりますので、他の商品用のラッピングも考えております。

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こちらは、先日フランスのお客様からギフトパッケージのご依頼があったので、祝儀袋風にお包みしました。

 包んだといっても封筒タイプなので、開けやすくまた他に再利用できるようになっています。

ここら辺は、前職のパッケージデザインの技術が活かしています。

中身はなんと御朱印帳なんです。

おそらく御朱印を頂くためではなくスクラップブック的に使うため用として贈られたのかもしれません。

ちょうどクリスマスシーズンだったので、お正月も意識したおみくじ入りの和紙を使用しました。

こちらも使用する和紙は時期によって変えていきたいと思っています。

ギフトパッケージに関しては私自身も実験や試作も兼ねて和紙を作っています。

好評ならば、ゆくゆくは商品にしていこうとも考えています。

  

今ならキャンペーン用商品もセットでもらえます

 

 今月のリニューアルキャンペーン商品とコロナ禍購入感謝キャンペーン商品も同時にプレゼントされます。

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こちらのカードは何も書きませんので、贈られた方がまた別の方へのカードとしてご利用いただけたら嬉しいです。

詳細はこちらをご覧ください。

www.tokyowashi.com

 和紙ラボTOKYOでは、希望であればプレゼントを送りたい方へ直接商品を発送します。

現時点で、なかなか人に合えない状況です。

それでも当商品をギフトとしてプレゼントして頂けたら幸いです。

暫くは、ギフトパッケージは無料で行っております。

希望の方は、注文の際に備考欄に「ギフトパッケージ希望」と明記してください。

オンラインショップはこちら

shop.thewashi.tokyo

いろんな方にご覧頂けましたら嬉しいです。

もちろん、ご自分宛の商品でもご希望であればギフトパッケージいたしますよ。 

 

#Washi #Mizuhiki #handmade #Japanesepaper #ギフトカード #Gift