和紙座布団の商品サンプル作成中

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

当商品は国内よりも海外からのお問い合わせが多いです。

一昨年までは海外での展示会に出展して直接反応が分かりましたが、現時点ではそれは厳しいです。

昨年初めは各国のロックダウンなどでキャンセルもありましたが、

コロナ過であっても反応があるというのはとてもありがたいですね。

そしてどの国でもサンプルを希望するバイヤーが多いです。

これが困った問題です。

当商品は一から手作業で制作しているので、工賃が発生します。

そして、それを無料で返却なしでの提供にはすぐにはYesとは言えません。

ただ、肌触りなどは直接体感頂きたいし、当商品でもある座布団はクッション具合もなかなか画面や写真ごしで説明するのはとても難しいです。

日用品はとくに使用してみての反応をバイヤーさんも伝えることが必要と考えます。

そこで、座布団に関してはスモールサイズのサンプルを作ることにしました。

手間は多少かかりますが、短時間で妥協できる線引きを考えました。

どんな感じのサンプルか、また制作工程はどうなのかをご紹介します。 


 

~サンプルサイズ~

当商品の座布団サイズは、30×30(cm)が基本です。

そこで、1/4サイズの15×15cmにサンプルサイズはしました。

f:id:tokyowashi:20210824150242p:plain

座るのはちょっと小さいですが、和紙の風合いは押した時の中身のクッションのへたり具合などは確認いただけると思います。
座布団のデザインは型染めをしています。

スモールサイズにした際に絵柄がはみ出てしまうので、同様なデザインをサンプルにはいれるようにしました。

梅文様ならば、同様な梅のデザインの型染めをしています。 

~制作工程は商品と同じ~

手すき和紙に型染めしただけでは、商品としての耐久性は不十分です。

繊維のけば立ち防止や濡れても破損しないようにする加工が必要です。

それは、サンプルでも同様な工程で作っていきます。 

f:id:tokyowashi:20210824150915p:plain

サンプルではないのですが、今ピスタチオグリーンが話題の色として注目されているので、意識した色合いも染めています。

f:id:tokyowashi:20210824151018p:plain

サンプルはもちろん、商品で使用している色で作っていきます。
商品では、3枚使用するところをサンプルでは1枚で済むので時間も材料も大幅にカットできます。

f:id:tokyowashi:20210824151147p:plain

いくつか型染めしていく中で、商品のラインナップを2種類から4種類に増やすことにしました。

1、青海波文様(紺)

2,梅と雪輪文様(えんじ)

3,いろんな文様(5種類)(紫)

4,桜文様(オレンジ)

緑の松文様も検討中で、サンプルは作ろうと考えています。

f:id:tokyowashi:20210824151621p:plain

座布団作りは久しぶりだったので、最初作り方を間違えてしまったので、何回かやり直ししました。(;^_^A

失敗なく、効率よく仕上げていくことが大事になるため、手に覚えさせる必要があります。

~他の商品~  

アクセサリー系は、ストラップなどに形を変えて提供を考えていて、

コインケースや巾着バッグも要望があれば小さなサイズで提供を考えています。

ただ、ハンドバッグや籠バッグに関しては小さくするのも難しいので、和紙だけをサンプルとして提供で進めようと考えています。

どちらにしても手間と材料がかかってくるため、手作業の場合のサンプルはまだまだ検討する必要があります。

また、返却がないというのもまだまだ痛い部分ではなるので、本当に当商品に興味を持って頂いている、または和紙などを扱っているバイヤーさんなど限定する必要のあるかもしれません。

海外だと国内にはない問題点もクリアする必要がありそうです。

~最後に~

商品サンプル以外にカタログも必要になります。

カタログといってもA4サイズ3~5枚程度の簡単なものでOKなのですが、サイズなどを記載した商品ラインナップと価格表が必要になります。

海外の展示会で配布した資料とデータが残っているため、これを活かして作成していこうと思っています。

いっぺんに準備するのはなかなた大変ですが、ちょっとずつコツコツ作業することが大事ですね。

~もちろん商品は販売中~ 

オンラインショップを開設しているので、一般の方でも購入可能です。

shop.thewashi.tokyo

海外の方もEtsyで購入可能です。

www.etsy.com

いろんな方に商品に触れていただけるように今後も力を注いでいきたいと思っています。

和紙座布団の制作工程はyoutubeにもアップしていますよ。


www.youtube.com

 

 

#japanesecushion #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

 

 

 

水引やキットをご購入いただいた皆様から作品の写真が届きました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

いま、世界で水引が注目されています。

少し前は水引アクセサリーが注目されていましたが、今は水引そのものに興味をもたれる方が多くなったように感じます。

当ショップには、アメリカ、カナダ、イギリス、スイス、オーストラリア、シンガポールコスタリカなど全世界から注文やお問い合わせをいただいております。

なぜ、水引に興味を持ったのかを聞くといろんな答えが届きました。

また、キットをご購入いただいたお客様からも写真を送って頂きました。

みなさんの作品をご紹介していきます。 


 

~海外のお客様~

アメリカのお客様は、ゴールドとブルー系の水引をご購入頂きました。

f:id:tokyowashi:20210816150354p:plain

お食事される際にお箸にかけるオーナメントを水引の梅結びで飾られました。
この色の組み合わせもとても素敵ですね。

「色がとても美しく、エレガントで大好きです」とコメントを頂きました。

元々ギフトや封筒などの飾り付けに水引を使用していたそうです。

近くに販売しているお店があったそうなのですが、販売が中止になってしまったそうで当ショップを見つけられたそうです。

余計な色は入っていなくて希望する色だけを手に入るのが決め手になったそうですよ。

ゴールドセットは大変人気で、注文が多い一つです。

他にもスイスやカナダのお客様では、水引結びのアクセサリーを作られて販売されているお客様もいらっしゃいます。

カナダのアーティストさま

https://www.instagram.com/megsuhiki/?hl=ja

スイスのアーティストさま

www.etsy.com

f:id:tokyowashi:20210816151420p:plain

こちらは、イギリスのお客様で、緑色のセットを購入されました。

水引を結ぶだけでなくアート作品の一つとして使用されるお客様も多いです。

当ショップでは商品とともに水引の歴史やマナーなどについて簡単に記載したリーフレットも同封しているのですが、「たくさん情報が知れて感激した」とコメントを頂きました。

刺繍で作品を作られていて、そこにアクセントとして水引を探していたそうです。

他にもパネル作成やガラス工芸を作られている作家さんからもご購入いただいています。

水引はたくさんの色合いが揃っているので、アートの幅が広くなると思います。

次は水引結びのキットをご購入いただいたお客様です。

f:id:tokyowashi:20210816152548p:plain

赤とゴールドを組み合わせたあわじ結びですね。

とてもきれいに結べていると思います。

こちらは、クリスマスオーナメントとして飾る予定で、折り鶴のパーツと組み合わせたそうです。

この色合いがとても素敵です。

キットにはあわじ結びと梅結びがクリアできるようになっています。

f:id:tokyowashi:20210816152718p:plain

こちらも順番通りに結べています。

海外の方から水引結べますといって写真を送って頂くことも多いのですが、通す順番が間違っていたり向きが逆向きということも多いです。

水引結びには通す順番が決められていますので簡単ですがアドバイスもさせて頂いています。

当ショップで水引を知って頂き、初めてみようと思われることはとてもうれしいです。

これからもどんどん応援していきたいですし、第二弾のキットも企画しております。

日系の方々からもご注文を頂いています。

「日本人としての魂や文化などをいろんな人に伝えていきたい」という想いで水引結びをされているそうです。

他の方でも「日本文化や水引の美しさに感動して、いろんな人に伝えていきたい」という理由で購入される方がとても多いです。

遠い地でも水引を通して日本文化に触れていただくことはとてもうれしいですし、その架け橋ができていることはとてもありがたく、今後もベストを尽くしたいと思っています。

~日本のお客様~  

海外だけでなく日本でもキットや水引は販売しております。

f:id:tokyowashi:20210816155417p:plain

「何回も練習してキレイに結べるようになりました」とコメントを頂きました。
水引結びは、一回だけでなく何回も練習することでキレイでしかもスピーディーに結べるようになります。

f:id:tokyowashi:20210816155638p:plain

こちらのお客様は、オンラインであわじ結びのワークショップにご参加頂き、それからキットや水引をご購入いただいていろんな水引で結んで作品を作られています。

今回は、お仲間さんに水引でのマヤ暦カラーを紹介したくて作られたそうです。

あわじ結びは水引結びで基本となる結びです。

これをマスターすれば、他の結びも短時間でマスターすることができますよ。

創意工夫でいろんな作品が誕生することを心より願っています。

~最後に~

海外の方々にはなかなか近くのお店で水引を手に入れることは難しいです。

お客様の中でこんなメッセージがありました。

「長い間、近所のお店で水引を購入して友人や家族に作ってプレゼントしていましたが、絹糸が巻いていない水引だったので見栄えが悪かったです。

ずっとさがしていたが見つからず、作るのをやめてしまいました。

あなたのショップで絹糸が巻いた水引を見つけて興奮しました。

これでまたみんなに作ってプレゼントしたいと思います。」

とてもうれしいコメントでした。

当ショップでは、色の発色が良く結んだ際に見栄えが良い水引を選び、それだけしか紹介しておりません。

以前に緊急に水引を結ばなければならなかった時に外出していて手元になく仕方なく100均ショップで水引を購入したのですが、結びづらく、見栄えも悪くとても残念な想いをしたことがありました。

やはり自分がこの水引で結びたい、作品に使いたいと思うものを今後もご紹介していきたいと思っています。

なので、こんな色の水引があるかなどのお問い合わせにも全力でいろんな水引をご紹介していきますよ(;^_^A

~キットも水引も販売中~ 

キットは、あわじ結びと梅結びが作れるものです。

shop.thewashi.tokyo

ショップでは予約なしであわじ結びのワークショップも開催しています。

(オンラインでの参加も可能)

また、水引も色別で販売しています。

shop.thewashi.tokyo

他にもちょっと変わった水引もセットにして販売しております。

shop.thewashi.tokyo

絹糸が巻いた黒は1色のみで、葬祭のイメージが強い感じがしました。

華やかでエレガントでしかもシックな商品を作りたいと思った時の黒系の水引が欲しいなと思って、選んでみました。

f:id:tokyowashi:20210816161611p:plain

フィルムやセロファンが巻いていて男性でも身につけたくなるような水引もありますよ。
テーマに沿った水引をセットにして販売していきたいと今後も考えています。

また、さらに水引の魅力が伝わるキットや商品も販売していく予定です。

 

是非、この機会に水引に触れていただけると嬉しいです。

 

f:id:tokyowashi:20210816162108p:plain

#Mizuhiki #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

 

 

 

水引結びで五輪マークとメダルを作ってみました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

8月8日に東京オリンピックが閉幕し、8月24日から東京パラリンピックが開幕されます。

他にもコロナ過の中ですが甲子園や他の競技大会も開催予定になっていますね。

歓喜に沸いた選手や大粒の悔し涙を流した選手、残念ながら試合に出れなかった選手などなどいろんなドラマがありますね。

競技大会が中止で虚しさを抱えている選手もいることでしょう。

選手だけでなく、関わった方々に向けてエールを送るべく水引でいろいろ作ってみました。

さて、どんな風に仕上がったかをご紹介します。 


 

~オリンピック~

まずは、東京オリンピックということで五輪マークを作ってみました。

f:id:tokyowashi:20210809182343p:plain

正式の規定カラーに近い水引を選んでみました。

意外にもちょっとくすんだ色だったのが驚きでした。

f:id:tokyowashi:20210809182509p:plain

まずは、5本まとめてあわじ結びを作ってみました。

順番は、オリンピック開会式前に飛んだブルーインパルスの順番と合わせてみました。

なんか世界の絆を感じますね。

もともとあわじ結びは、「結び切り」と言われ、ほどけないことから絆が壊れないと言われています。

f:id:tokyowashi:20210809182801p:plain

次は、梅結びで五輪マークを表してみました。

3本とも同じ水引ではなく、真ん中はキラキラ光る水引を入れて少しゴージャス感をだしてみました。

こちらも「結びきり」と言われてほどけません。

このピンバッチがあっても面白いかも。

次回のオリンピック開催時に販売してみようかな(;^_^A

動画も作ってみました。


www.youtube.com

 

~メダル~  

五輪マークだけでなくメダルも水引結びで作ってみることにしました。

f:id:tokyowashi:20210809183119p:plain

水引には、ゴールド、シルバー、ブロンズの色もあります。

ゴールドもいろんな色のゴールド水引があるので、今回はメダルに近い割と金ぴかするゴールドを選びました。

f:id:tokyowashi:20210809183231p:plain

結びは、メダルっぽく見える相生結びと輪結びの混ぜた感じにしました。

1本の水引をどんどん輪に通して完成させていきます。

これがちょっとややこしくて上級者向けな結び方なので、初心者の方は梅結びでも十分に素敵です。

f:id:tokyowashi:20210809183610p:plain

3つ完成させるとこんな感じになりました!

表彰台は、和紙にプリントしました。

写真では短くカットしていますが、メダルの紐になるところも水引で作られたリボンをチョイス。

1本の水引だけで結びと直径約4cm位の大きさの水引メダルになります。

メダルとして相手の首にかけてあげるもよし、プレゼントのオーナメントの飾りとしてくっつけるもありです。

水引も組み合わせていろんなバリエーションで楽しんでいただけると嬉しいです。

こちらも動画を作ってみました。


www.youtube.com

 

~最後に~

今回、東京オリンピックが開催されたことで、ひらめいて作ってみました。

スポーツだけでなく、周りの頑張っている人たちにこの水引メダルを作って送ってみてもよいのではないかと思います。

本物とはまた違う趣あるメダルができますよ。

余談ですが、前回1964年に開催された東京オリンピックの写真を発見!

f:id:tokyowashi:20210809184942p:plain

どうやら父が母とのデートで観戦したみたいです。

傘やレインコードを着ている人がいるので雨が降っていたみたいですね。

なんの競技を観ていたかは分からず…。

今回のオリンピックは無観客だったので、なかなかこのような思い出は作ることはできなかった人が多いですが、今回は今回でいろんな意味でインパクトあるオリンピックとして記憶に残ると思います。

早くまた自由に競技やイベントが開催されて観戦できることを切に願います。

来年の北京冬季オリンピックは実際に現地で観戦できるといいですね。

 

~キットも水引も販売中~ 

キットは、あわじ結びと梅結びが作れるものです。

shop.thewashi.tokyo

ショップでは予約なしであわじ結びのワークショップも開催しています。

(オンラインでの参加も可能)

また、メダル色の水引も販売しています。

shop.thewashi.tokyo

黒白などの水引も入ったセットで販売しています。 

是非、この機会に水引に触れていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

#Mizuhiki #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #Olimpic #Medal

 

 

 

なぜかコーヒーゼリーの香りがするアメリカンチェリー入り和紙が完成!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

テレビで野菜入り和紙が紹介されてからいろいろお問い合わせをいただいております。

特に野菜などを作っている農園や製造メーカーからもご連絡を頂き、まだ試していない野菜や果物がたくさんあることを改めて実感しました。

そこで今回は久しぶりに果物入りの和紙を作ることにしました。

ちょうど旬を過ぎて廃棄寸前だったアメリカンチェリーで作ってみることにしました。

最初はぶどうと同じようになるだろうと予想していましたが、実際は全く違いました。

さて、どんな風に和紙が仕上がったかをご紹介します。 


 

アメリカンチェリー~

実は、アメリカンチェリーは和製英語で実際の英語では、「Bing cherry」と言うそうです。

f:id:tokyowashi:20210802141303p:plain

日本のサクランボでは、皮は赤くても果肉は白いので色が抽出できませんが、

アメリカンチェリーならば、果肉も赤色をしているので和紙が染まるのではないかと考えたのがきっかけです。

そして、ぶどうに似ているので同じように赤く染まった和紙が完成すると想定しました。

f:id:tokyowashi:20210802141622p:plain 

~ところが…~  

色を抽出するためにチェリーを煮ていくとどんどん色が変化していきました。

f:id:tokyowashi:20210802141839p:plain

最初ミキサーで攪拌した際は赤色だったのですが、どんどんこげ茶に近い黒色に変化していきました。

考えてみれば、水に漬けた際にどんどん赤から茶色に変化していったように思えますので、煮てどんどん黒さが増したのかもしれません。

とにかくこのまま作業は進めることにしました。

f:id:tokyowashi:20210802142105p:plain

ここまでくるとなんの果実や野菜で染めていたかが分からなくなりますね。(;^_^A

とにかく色が和紙原料に染まるように願って進めていきました。

~いよいよ和紙漉(す)き~

いよいよ染まった和紙を漉(す)いていきます。

f:id:tokyowashi:20210802142516p:plain

水は黒いですが、原料自体にはあまり色が浸透していないようです。

ほんのり色づく感じになりそうです。

そして、なぜかほろ苦い香りがしてきました。

決してチェリーを煮ている最中に焦がしていません。

苦いだけでなく甘味のある香りがします。

まるで、コーヒーゼリーのような香りが作業スペースに漂ってきました。

なぜ、この香りがするかは謎です(;^_^A

ポストカードと薄めのA5サイズの2サイズを漉いてみました。

f:id:tokyowashi:20210802143025p:plain

板干しすると全体的には染まっていないのが分かりますね。

それでもアメリカンチェリーの皮はしっかりと存在感があります。 

~完成~ 

色はついていないと思っていましたが、無地の和紙と比べるとそれでもベースにも色が入っているのが分かります。

f:id:tokyowashi:20210802143328p:plain

厚みのあるポストカードの方がより色合いが分かりますね。
そして、あのコーヒーゼリーの香りも残っています。 

ポストカードはオンラインショップでも販売しています。

shop.thewashi.tokyo A5サイズは、それぞれに少しずつ厚みも違うので、店頭のみでの販売とさせていただいています。

気になる方は是非、ショップにいらして厚み加減を確認していただけると嬉しいです。

~最後に~

下地の色はだんだんに抜けていくと思いますが、アメリカンチェリーの皮の色は残ると思います。

f:id:tokyowashi:20210802143831p:plain

化学薬品を使用していませんので、自然そのままの色や香りを楽しんでいただければ幸いです。

文章を書いて送るのもよし、

折ったり切ったりして作品を作るもよし、

プレゼントを包む包装紙や帯紙として使用するもよし、

文字を印刷してカードにするもよし。

アイディア次第でいろんな方法で楽しむことができます。

これからもどんどんいろんな野菜や果実にチャレンジしていきたいと思います。

まだまだメーカーさまや農園さまからのお問い合わせも大歓迎です。

試して作ったことがない植物の場合、必ずサンプルを作ってそれを確認してから実際の和紙を作らせて頂きますので、一緒に作っていく感覚を持って頂けると幸いです。

もちろん、個人のお客様からのお問い合わせもお待ちしております。

 

   

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #bing cherry #recycling

 

 

 

0711 和紙染&水引結びワークショップ久々に開催!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

久しぶりに和紙を染めるワークショップを開催しました。

一言で染めるといってもいくつかの技法があります。

ワークショップでは、代表的な5つ技法を体験頂きました。

今回は、なんと水引結びも併せて開催しちゃいました。

さて、どんな風にワークショップが進んだかをご紹介します。 


 

~和紙を染めるワークショップ~

今回、女性の方からのお申込みで開催されました。

参加理由を伺うと、日本在住されている外国人の方々に日本伝統の和紙をつかったワークショップを開くことになったそうです。

一度ご自分でトライしてみたそうですが、うまくいかなかったということで、

どうやれば成功するかを知りたくて参加されたそうです。

f:id:tokyowashi:20210716153103p:plain

今回も感染対策として道具の使いまわしや手が直接触れないように対策しております。

ワークショップ内で行う染め方は5つ

*折り染め

絞り染め

*板締め染め

*引き染め

*型染め

どれも簡単で、途中まではほぼ同作業なのでわかりやすいと思います。

~いよいよスタート~  

和紙に関してはすでにご存じだったので、簡単に説明して作業に取り掛かります。

f:id:tokyowashi:20210716153706p:plain

まずは折り染めから進めていきます。

当ワークショップでは、布用染料を使用します。

化学染料よりもやや薄くしか染まりにくいのですが、手や下水などについて安全なものを選んでいます。

作業も水彩絵の具と同様なので、使いやすいのも一つの理由です。

折り染め、絞り染めは読んで字のごとく、和紙を折ったり絞ったりして染めた方法です。

色の浸透具合でもグラデーションができてキレイですよ。

次が板締め染め

本来和紙を板の中に挟み込んで染めるのですが、今回は割りばしを代用して染めていきます。

板があるところは染料が入らないため、白く残るのが模様の一つになりますよ。

引き染めは、刷毛で引きながら染色します。

今回は、柿渋を使って染色していただきました。

柿渋とは、天然の塗料でもありニスでもあります。

渋柿を天然発酵させているもので、紫外線に当てていくとだんだん色が濃くなるのが特徴です。

防虫や防カビの効果もあるので、今とても話題になっている塗料の一つです。

途中までどの工程も一緒なので、参加者には自由に色を選んで折り方も選んでオリジナル和紙を作られていました。

そして最後は型染めです。

f:id:tokyowashi:20210716160045p:plain

型染めは、型紙をつかってインクをポンポン叩きながら染色していきます。

ステンシルという名前の方が一般的かもしれません。

型紙も和紙を柿渋を塗って作られた渋紙やPPで作られたものなどいろんな形を用意し、インクも日本の伝統色のものをご用意しました。

ポイントはスポンジを1色ごとにして混ぜないことです。

そうするとキレイな発色で染めることができます。

f:id:tokyowashi:20210716160459p:plain

今回は、赤く染色した和紙もご用意しましたので、色の違いなどを楽しんでいただければと思います。

f:id:tokyowashi:20210716160556p:plain

こちらには、サンプルや参加者さまの作品です。

アイロンを使って乾燥させていきます。(これは当方で対応します)

ワークショップ中もどんな風にすれば外国人の方も喜んでくれるかなどをお話させていただきました。

やはり染めるだけでなく何か活用できる何かを作るまでを含めると参加者は喜ぶと思いますので、私なりのアイディアをお伝えしました。

f:id:tokyowashi:20210716160918p:plain

すいません、サンプル分しか写真におさめていませんでした…。

淡い色合いが温かみがありますね。

f:id:tokyowashi:20210716161202p:plain

参加者さまのアンケートです。

復習はうまくいったかが気になります。

今回は布用染料を使用しましたが、ご自宅でやる場合は水彩絵の具でも十分に染められます。

当方は手すき和紙屋でもあるので、ワークショップでは当方が漉いた和紙を使用しました。

市販されている機械漉やその他の紙ではどのように染まるか、また染めている最中に破けることもあるので、いろいろ試してみていただければ幸いです。

~水引結びワークショップも開催~ 

外国人の方々にはほかに何か興味をもってもらえるものはないかという話になって、急遽水引結びのワークショップも開催しました。

f:id:tokyowashi:20210716161541p:plain

こちらには、付き添いでいらしていたご主人も参加してお二人で作られました。

まず、お好きな色の水引を3本選んでいただき、1本で基本となるあわじ結びを作ります。

初めて結ぶ人には少数の水引で結ぶのがポイントです。

最初は、混乱されている部分もありましたが何度も結ぶうちに慣れてきていらっしゃるご様子でした。

f:id:tokyowashi:20210716161747p:plain

次に3本でのあわじ結びにチャレンジしていただきます。

結んでいる中で水引の歴史や結びの意味などもご紹介してたらとてもストーリーがあって興味深いとおっしゃっていました。

無事にお二人ともあわじ結びが完成し、ストラップにしてお持ち帰りになられました。 

~最後に~

ワークショップでサンプルとして染めた和紙でうちわを作りました。

f:id:tokyowashi:20210716162301p:plain

これから暑い時期にはピッタリですね。

手前は前にワークショップで染めた和紙で作ったノートです。

コロナ過前は、染めた和紙で御朱印帳も作るワークショップも開催していました。

染めた後も何か活用できるものへと作っていくとさらに思い出深い和紙になると思います。

基本的に、ワークショップでは染めるまでの内容ですが、別途有料でうちわなどを作ることも可能です。

ぜひ、夏休みの課題などで作ってみてはいかがでしょうか。

水引結びは予約なしでもワークショップは開催しております。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

 

   

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #calligraphy #stencil dyeing

 

 

 

0703 書道サロン@豊洲さまの講座でお話させていただきました。

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

書道サロンから和紙の話をしていただきたいと依頼を受けました。

オンライン講座だったので、ショップをオープンさせながらお話させていただきました。

オンラインだとなかなか実際の和紙の風合いなどが伝わらないのが難点…。

今回は、親子で参加される方々向けだったので何をどう伝えるかを考えました。

さて、どんな風に話を進めたかをご紹介します。 


 

~ワークショップ内容~

主催の書道サロン@豊洲さまは、今回はオンライン講座でしたが通常は豊洲にて書道教室を開催されていらっしゃるそうです。

詳細はこちら

ameblo.jp

書道には和紙がつきものということで、短時間ではありますが和紙について参加者の皆様にお話ししていただきたいというご依頼でした。

f:id:tokyowashi:20210712150606p:plain

~今回の参加者~  

ほとんど参加者の皆さんは親子でのご参加でした。

f:id:tokyowashi:20210712145927p:plain

和紙についてどれくらい知っているかを質問するとほとんどの方があいまいな知識しか持っていらっしゃらなかったので、和紙の材料や歴史、作り方を簡単に紹介することにしました。

f:id:tokyowashi:20210712150244p:plain

ただ一方的に話すのでは退屈になると思い、内容のメインは動画を使用することにしました。

簡単に和紙が何からつくられているかを説明してから制作工程の動画をご紹介しました。

次にクイズを出しながら和紙の歴史を伝えて、先日テレビでも紹介された野菜入り和紙について続けて紹介しました。

f:id:tokyowashi:20210712150529p:plain

残念ながら時間が間に合わず、参加者へのお手元に和紙は届かなかったのですが、主催の方に実際にぶどう入り和紙に書をしたためていただきました。

やはり画面ごしではなく、実物をみんなで見て頂きたかったです。

次回の教室では希望者の皆さんには実際に野菜入り和紙で書くことができるそうなので、反応が楽しみです。

ここで私が担当するコーナーは終了となります。 

~ここからがメイン講座~ 

次は実際に筆を動かすワークの時間でした。

f:id:tokyowashi:20210712151152p:plain

今回は、固形墨を実際にすって水墨画を書くそうです。

私はいったん席を外してサロンの講習に移りました。

やはりお子さんたちは筆を持って手を動かすと顔の表情が変わりますね。

f:id:tokyowashi:20210712151440p:plain

皆さんの作品が完成したら、全員で記念写真をパチリ。

ここには私も参加させていただきました。

やはり当方は和紙屋なので、うちの和紙で実際に書いて頂いたものを観たいですね。

野菜入り和紙だけでなく、無地和紙も販売しておりますので次回は書いてみての感想なども聞かせていただけると嬉しいです。

そして、書だけでなく、使う和紙にもより一層興味を持って頂いて今後も使っていただけることを心よりお待ちしていますよ。

また、他にも書道やアートなどで当方の和紙を使ってワークショップを開きたいという方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

  

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #calligraphy #Ink painting

 

 

 

0629 久しぶりにショップでの和紙作りWSを開催!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

ようやく緊急事態宣言が解除された6月下旬に和紙作りワークショップを開催しました。

現在、少人数での開催ならば受け付けています。

今回は、美大の大学生が参加されました。

卒業作品の参考にという理由でお申込みいただきました。

さて、どんな風にワークショップを開催したかをご紹介します。 


 

~和紙作りワークショップとは?~

当方は、東京の原料や水を使い、手作業で手すき和紙を作って販売しています。

ショップ前には実際に原料も育てています。

ワークショップでは、原料でもある楮(こうぞ)の皮を剥いたり、煮た白い木皮を叩いたりなど和紙作りの下準備も含めて体験いただけます。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

f:id:tokyowashi:20210705123800p:plain

狭いショップですが、あちこちに道具を用意して移動しながら制作していきます。

~今回の参加者~  

今回体験頂いた方は、美大の学生さんで、卒業制作の参考にという理由でお申込みいただきました。

テレビを観て申し込まれたのかと思ったら、たまたま「東京、和紙作り、ワークショップ」みたいなキーワードで検索したら当ショップがヒットしたそうです。

f:id:tokyowashi:20210705124004p:plain

作品の参考にというわけではありませんが、無地の和紙だけでなく梅入りの和紙も作って頂くことにしました。

梅入り和紙の動画はこちら


www.youtube.com

当ショップならではの、オリジナル和紙作りも体験いただくように企画しています。

f:id:tokyowashi:20210705124526p:plain

さっそくワークショップスタートです。

和紙についてはあまりご存じないようだったので、実際の楮を見せながら最初に工程を簡単に説明してから作業に入ります。

現在は、コロナ過でもあるため道具の使いまわしなどはせず、こちらの実技を観ていただきながら体験いただくようにしています。

まずは、楮(こうぞ)の木皮を白皮だけにする「表皮とり作業」です。

とてもきれいに鬼皮・あま皮と白皮を分けて剥いていらして、2本体験頂きました。

なかなかへらの角度が違うと剥きにくいのですが、スムーズでした。

次に、約3時間煮てクタクタになった白皮のゴミや傷を取り除く「ちりとり作業」です。

白皮を水の中で広げながら取り除くので、なかなか大変そうでした。

初めてだとどこまで取り除けばよいかが分かりにくい部分もあると思います。

そして、きれいになった白皮を木槌で叩く「叩解(こうかい)作業」です。

f:id:tokyowashi:20210705125541p:plain

量が少ないのもあって、叩くたんびにあちこち飛んでしまってお互い笑ってしまいました。

最初は力加減などもわかりにくいかもしれないので、リズミカルに叩くようにアドバイスしました。

途中で繊維がどのくらいほぐれているかをチェックするため、叩いた白皮を少し水の中に入れてチェックします。

本来ならば、長時間叩かなければなりませんが体験なのでさわり部分で次の工程に移ります。

そしていよいよ「和紙漉き作業」です。

ここで、トロロアオイの説明をしてネリを舟の中に入れて攪拌します。

参加者は手袋をしていただいて漉いて頂きます。

葉書サイズ2枚を同時に漉くか、A5サイズ1枚を漉くかを選ぶことができます。

今回は、A5サイズを選ばれました。

f:id:tokyowashi:20210705130044p:plain

まずは、当方が見本を見せて角度や量などをレクチャーします。

そして、いよいよおひとりで和紙漉きをしていただきます。

道具の角度や原料の量をどれくらいすくうかがなかなか説明だけでは理解するのは難しいかもしれません。

初回は、少し厚みのある和紙を漉く「溜め漉き」にチャレンジ頂きます。

二回連続ですくっていただくのですが、空気も入らずにキレイに漉くことができました。

ワークショップでは、2枚漉くことができますよ。

f:id:tokyowashi:20210705130600p:plain

もう一つの梅入り和紙も漉いて頂きました。

3回目なので、作業も慣れてすんなり漉いていらっしゃいました。

次に漉いた和紙に飾り付けをしますが、今回はあまり飾り付けをしたくないということだったので、そのまま圧搾に進みました。

簀から湿紙(しとがみ)を剥がして板の間に挟むまでは当方が作業して、押して圧搾する部分は参加者が体験頂きます。

まだ濡れいている状態だと和紙とは呼ばずに、「湿紙(しとがみ)」もしくは「湿地」と呼びます。

和紙と呼べるのは乾いてからなんですね。

ワークショップでは、機械で乾燥させてその場でお持ち帰りできます。

乾燥機は熱いので、当方で乾かしていきますよ。

約20分弱で乾きました。(すいません、写真撮り忘れてしまいました…)

乾燥させて頂いている間は、和紙茶を飲んでいただき質問タイムを設けています。

ご自分でも和紙を漉いてみたいご様子で、水と原料とネリの配合の質問を頂きました。

答えは、まちまちです。

まずどんな和紙を漉くかで配合も変わります。

厚い和紙と薄い和紙を漉くには技法も配合も変わります。

薄い和紙だと水を多めにしてネリをたくさん入れてとろみが強い状態にします。

逆に、厚い和紙だと原料を多くしてネリを少なくします。

比率はその時によってなので、感覚としかお答えするしかありません。

なかなか説明するのも難しいのです。

 

~最後に~ 

完成した和紙を見て触って満足されたご様子でした。

是非、この和紙で作った作品を観てみたいですね。

ショップでの対面ワークショップは、状況によって変更させて頂いています。

緊急事態宣言が発令期間は、東京都内在住の方限定とさせていただいています。

解除後は、それ以外の地域の方も承っております。

(どちらも少人数に限らせていただきます)

また、オンラインでも和紙作りは体験いただけます。

対面では作れない和紙を制作していただきます。

今後に向けて状況をみて改善をしながらワークショップも開催していきたいと思います。

興味のある方は是非、お問い合わせくださいませ。

 

  

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #papermaking