こんにちは。
ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。
先日は、余ってしまった和紙の再利用方法をご紹介しました。
今回は、中途半端なサイズになってしまった水引の利用をいくつが提案させて頂こうと思います。
水引と聞くと結んで使用するものとイメージする人は多いかもしれません。
結ばなくても十分に水引を楽しむことができます。
結ぶのが苦手な方でも活用頂ける方法だと思います。
先日は、余った和紙の再利用方法をご紹介しました。
和紙と同様に水引もいろんな使い方を考えております。
当方では、水引結びアクセサリーなどを販売しているため、大量に中途半端なサイズの水引が続々と出てきます。
あまりにも短いものは廃棄しますが、約8cm位ありそうな水引は保管しています。
時間があるときに色別に分けて保存しています。
サイズが短い水引はうちのショップでは用途があります。
「和紙ラボTOKYO」ではいろんな色の水引を陳列して販売しております。
本数ある水引をサイズの短い水引で結んでまとめているのです。
当ショップでは、基本的に絹糸が巻いてある絹巻水引を中心に在庫しています。
輪ゴムで結んでいると、時間の経過と共に劣化して切れてしまいます。
また、水引を引き抜く際に絹糸が輪ゴムに絡まってしまって糸がほどけてしまうことが多々あります。
しかし、水引で結んでいるとほつれの問題もありません。
きゅっと結ぶことができるので時間が経過しても緩んでくることもありません。
もともと水引は、髪の毛を結うものですし、書類などを束ねるものとしても使用されてきました。(今でも力士の髪の毛は水引(元結)で結んでいます)
水引は綺麗な紙紐だけではないことをお伝えしていきたいと思います。
小さな飴や小物などを紙などに包んで、水引できゅっと結べばギフトラッピングに変身させることができます。
なんの手順も考えずにすぐに作べるのでたくさん作っていてはいかがでしょうか。
15cm位残っているのであれば、十分にあわじ結びならば結ぶことができます。
慣れている方ならば、約8cm位でも小さな1本でのあわじ結びはできると思います。
手紙やはがきなどにちょこっと貼り付けてアクセントにするのもいいですよ。
一つ結びだけでも十分にオーナメントなどに活用することができます。
写真のように、端をちょっと斜めに切るとぐっと高級感がでますよ。
アクセサリーなどを作るのが趣味の方ならば、ストラップなどにすることもGood。
水引自体とても色が綺麗ですし、簡単なのでお子さんでも作ることができますよ。
また、水引は、結ばなくても十分に楽しむことができます。
好きな色の水引のサイズをそろえてタッセルにしてアクセサリーにしてみてはいかがでしょうか。
ソケットの部分パーツの大きさによって細いものから太いものまで色々楽しめます。
市販でも数本を接着してクラフトバンドのような水引は販売されています。
ただし、あまりネットなどでは見かけなかったり、色合いが好みでなかったりする場合が多いかと思います。
それならば余っている水引でオリジナルを作ってみませんか。
作り方はとても簡単です。
好きな色の水引を隙間なく平行に並べてボンド(乾くと透明になるもの)で固定するだけです。
詳細は動画をご覧ください。
ボンドが乾けば、折り曲げてもはがれることはありません。
好きなサイズにはさみで切ってピンバッチやリングなどの金具と接着すればあなただけのオリジナル水引アクセサリーが作れます。
もっと本数をまとめて丸や三角、ハート型などに切ればさらにバリエーションが増えますよ。
最後まで水引を使い切って頂けると嬉しいです。
また、結婚式などお祝い事で頂いたご祝儀袋の水引飾りも同じように再利用してみてはいかがでしょうか。
アイディアはまだまだ出てくると思います。
いろんな用途で水引を活用頂けるようにどんどんご紹介していきますね。
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