こんにちは。
ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。
先日、水引を大量に仕入れました。
日本だけでなく、海外からも問い合わせが多くなってきましたのでこのタイミングでいろんな色を注文しました。
当社で使用していたり販売している水引は、長野県飯田市から仕入れています。
私のご先祖さま(父方)のふるさとでかつて水引問屋でもあったので、もっと知って頂きたくこの地域からと決めています。
どんな水引を仕入れたのか、簡単ですがご紹介します。
いままでは、サンプル帳から個人的な好みの色しか仕入ていませんでした。
それがどんどん積み重なってくるとどの色が在庫していてどれが足りてないかが分からなくなってきてしまいました。
これではお客様への説明もできないので、色の把握と在庫の見直しも兼ねて
絹巻水引の全色を仕入れることにしました。
絹巻水引とは、字の通り和紙で出来ている芯に絹糸が巻いている水引を指します。
他にも色紙が巻いてある水引もありますが、色合いや作業の良さも考え、当店では絹巻水引を中心に展示販売しています。
仕入てみて、色のバリエーションが豊富だということを改めて気づかされました。
例えば、赤系(オレンジ含む)の水引といってもこれだけの種類がありました。
同じような色合いでも微妙に違いがあります。
例えば、上の写真の茶色の水引ですが実は2色あるのです。
実際の水引を見ても一瞬分かりません。
でも不思議なことにずっと携わっていると感覚で色合いが若干ちがうことが分かるようになります。
芯をよく見ると白と黄土色の2色ありますね。
この色合いが違いを出しています。
もちろん、同じ白の芯だったりする場合もありますが、簡単に見分ける方法の一つです。
外から芯は見えなくても微妙な違いが出るのが不思議です。
やっかいなのが光の加減一つで同じ色に見えたり違ってみえたりするので、検品する際は電気を消して自然光の中で確認します。
最も色数が多いのが、緑色系で次がピンク色系です。
一同に揃うと可愛らしい色合いでも迫力があります。
ピンク系だけで結んでも単調にならずにバリエーションを見せることができますね。
絹巻水引以外で一番注文に悩むのがゴールド系水引です。
色よりもキラキラ系の水引の方が種類が多いのです。
微妙な色合いがたくさんあってサンプル帳と在庫を見比べながら発注しています。
大体、イエローゴールド、ブロンズ、ゴールド、ジャンパンゴールドの4色にしていますが、前回どの水引の何番だったか瞬時に出てこないのが難儀です…。
リスト表を作成したので、次回は同じものを注文できるので色合いも安定させるようにしました。
シルバーも色々注文するのですが、ほとんどが同じと言われて1色しかないのかと思っていたら2色あることを今回発見しました。
さらにバリエーション多い商品を制作できますね。
一同に展示してみたら、ぎっちぎちになってしまいました(^^;)
更に見ごたえのあるスペースになりました。
どんどん品薄になっていけるように宣伝していきたいと思います。
ショッピングサイトでも色系別で販売しています。
いろんな色を試して頂きたく少量ずつのセットで販売しています。
ご興味ある方は是非チェックしてみてください。
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