10/20 水引あわじ結びオンラインワークショップ開催!

こんにちは。

東京和紙の篠田です。

初めてのオンラインによる水引あわじ結びワークショップを開催しました!

水引結びは、細かい指の動きがあります。

対面式ならば私がフォローすることが可能ですが、オンラインは最後までご自分で完成させなければなりません。

どこを注意し、どんな風に進めていったかをご紹介します。


 

オンライン水引結びワークショップとは?

 上記でも記載した通り、対面式で水引結びの基本となる「あわじ結び」のワークショップを開催しております。

キットも販売しておりますが、再度中身を検討して新たなキットを作成し、

それにともなってオンラインでもワークショップをチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。

詳細はこちら

tabica.jp

 オンラインで開催可能になれば、距離の問題や体調などの問題などをクリアして参加することが可能になります。

他でみたことがなかったので、腕の見せどころですね(^^;)

 

下準備

 オンラインワークショップは、Zoomで開催しています。

ゲストの方に見やすく、分かりやすくするために以下のようなカメラなどをセッティングをしました。

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手元がアップにするカメラを設置し、本体のパソコンとサブでiphoneを設置してます。

手元がきちんと見えるように下には黒い布(光沢がないもの)を用意し、明るく映るようにライトも設置。

水引は、順番が分かりやすいように半分白と赤になっている色水引を使用します。

キットとして一緒に同封しているのは芯の和紙に絹糸が巻いている「絹巻水引」です。

色がとても綺麗で、結びやすく形も整えやすいので当ショップではこの種類を豊富に用意しています。

ただ、カメラで映す場合はライトの反射などで光らないように紙だけの水引を使用しました。

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時間まで待機していただく際のオープニング画像も作成しました。

イメージを膨らませて頂けると嬉しいです。

 

ワークショップスタート

 いよいよオンラインワークショップが始まりました。

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今回のゲストさんは、まったく水引を結んだことのないとのことでした。

前に水引で作るお正月飾りを作れるワークショップに参加したいと思っていたそうですが、実現できず何か作れるワークショップはないかと探して今回のワークショップにお申込みいただいたそうです。

本当にありがたいですね。

まずは、水引結びのサンプルを見て頂きました。

たくさんの結び方がありますね。

その中でも一番の基本は、「あわじ結び」です。

これがマスターできれば、いろんな結び方も簡単に作ることができますよ。

初めてということもありますので、しっかり結び方を覚えて頂くことを意識して説明していきました。

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まずは、水引1本のみで結んでいきます。

手順を覚えるにはシンプルにすることが大事です。

キットには結び方の説明書をつけていますが、ワークショップでは基本的に見ないで私が言う通り手元の画面通りに進めていきます。

最初はうまくいきませんでしたが、2回目ですぐに結べるようになりました。

それを繰り返し結んでいきます。

オンラインということで、私がフォローすることができません。

最初から最後までご自分で完成させなければなりません。

そのためにも同じ動作を何回も反復するとどんどん成功率が高くなると考えます。

これが、オンラインで開催するワークショップのポイントだと思っています。

1本がうまくいったら、どんどん本数を増やしておなじ動作を繰り返します。

1度成功できるとスピードも速いです。

あっという間に3本で結んだあわじ結びが完成!

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ゲストさんも念願だった水引結びが綺麗に完成できてとっても喜んで頂きました。

ちょうど私と同じ赤と白の水引で結んでいらしたので、形を少し変形して金魚にしてみました。

とっても喜んで頂き、さっそく部屋に飾って頂いたそうです。

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ワークショップが終わった後に写真を送って頂きました。

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きちんと可愛いあわじ結びになっていますよ。

これでオンラインでも教えることができることが実現できてこちらも自信となりました。

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キットには、梅結びの結び方説明書も同封されています。

こちらもすぐにチャレンジされて写真を送ってくれました。

1点通す方向が違っていたので、通す方向を記載してお伝えしました。

これで、梅結びもマスターできると思います。

 

最後に

 オンラインでの水引結びワークショップは初めて開催しました。

最初はうまくいくか不安がありましたが、あらゆる想定を考えて基本をしっかりご理解いただくことを意識しました。

今回のことを活かして今後もいろんなオンラインワークショップが開催できると考えています。

対面式のリアルなワークショップもオンラインワークショップも両方とも今後も注力していきますね。

なお、私も参加してみたいと思われた方は是非お問い合わせくださいませ。

(ゲストさまの許可を頂き、掲載させて頂きました。ありがとうございます)