こんにちは。
ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。
先日、余ったり端だけしかない和紙をまた新たな和紙に再生しました。
ショップを飾り付けるための和紙を作るためです。
春がもうそこまで近づいているので、華やかな飾りを作りたいと思った次第です。
春といえば、桜!
桜をたくさん作ってショップドアを飾ってみました。
どんな風に飾られたかをご紹介します。
まずは、再生和紙と作っている風景の動画を紹介します。
記事でも紹介していますよ。
ちょっと失敗してしまいましたが、和紙の繊維が感じられる仕上がりになりました。
この和紙を使って飾り付けしていきます。
今回のテーマは、「春・桜」です。
まずは、和紙を正方形に切っていきます。
いくつかサイズを変えてカット!
これを桜の花の形にカットしていきます。
切り方はネットを参考にしながらトライしてみました。
ピンクの濃淡が華やかな桜の花びらにピッタリですね。
切り方もいろいろ変えてバリエーションを増やしながらどんどん切っていきます。
すべての再生和紙で切ってみました。
今回の飾りには、春の鳥でもあるつばめもカット。
こちらも前に和紙かばんを作ったときにプリントして余ったものを使用します。
いよいよ切った和紙をショップのドアに飾り付けていきます。
雨が降っても問題ないようにショップの内側に貼っていきます。
貼る糊は、こんにゃく糊を使用しました。
和紙作りには必須な糊なのです。
以前、スティック糊で貼り付けたら剥がす際にドロドロになってめちゃめちゃ時間がかかったので却下しました。
貼るときも剥がすときもするっと作業できる糊を選んでくださいね。
外から絵柄がわかるように表面に糊をつけて貼っていきます。
窓のワイヤー格子が気になるのですが、防犯、震災防止などのために必須なので一瞬我慢してみてください。
内側からみるとこんな感じで飾りました。
たくさん飾り付けてしまうと外の人が店内の様子を見ることができないため、
ほどほどにしています。
外からどんな風な仕上がりになるかを確認してみましょう。
左側のドアです。
こちらの面には、看板があるのでバランスを見ながら位置を決めました。
右側のドアです。
こちらには、商品を見ていただきたいので邪魔にならないように貼りました。
いかがでしょうか?
制作過程の動画も作ってみました!
正方形に切った和紙を桜の形に切ったので、またまた余りや端の和紙がでました。
これもまた再利用します。
今度は、細かくカットして、和紙を漉いた際の飾りに使用したり、
また水に漬けて繊維に戻してお描き用の色和紙として使用します。
最後の最後まで使いきるようにしていますよ。
今回は、春バージョンでしたが今後も四季やイベントに合わせて和紙で飾り付けをしていきますので、ぜひ、コロナが落ち着いたら遊びにいらしてください。
昼間もよいのですが、夜になると外が暗いので、和紙の色合いがきれいに出てこれまた綺麗ですよ。
(ショップ内から見たほうがGood)
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