こんにちは。
東京和紙の篠田です。
先日は、和紙作りのオンラインワークショップの模様をご紹介しました。
今回は、和紙に描かれた文様を紹介するオンラインワークショップについてご紹介します。
作るワークショップではなく、解説を聞くセミナースタイルに近い内容です。
しかし、ただ話を聞くだけでは単調になり途中で飽きてしまうので工夫を凝らしたワークショップとなっています。
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和紙文様オンラインワークショップ<夏編>
和紙(特に千代紙など)にはたくさんの文様が描かれて、
そこには様々な意味や歴史が含まれていて、とても奥深いです。
また、数百を超える文様が存在するのでリピート率が高いワークショップとなっています。
今回は、夏の風物詩に特化した内容にしました。
これは、当日配布した資料の一部です。
ところどころ( )になって文字が隠れています。
このワークショップは、ただ私の説明を聞くのではなく、クイズ形式で答えながら進めていきます。
なので、寝ている場合ではありませんよ(笑)
ちなみに、朝顔には別の名前があってそれが文様の名前にもなっています。
「牽牛子」と書きますが、なんと読むか分かりますか?
文様といっても幅広いエピソードがあるので頭フル回転でご参加頂けます。
ショートバージョンにしましたが、それでも約60分の内容となりました。
今回の参加者は男性でした。
「以前から興味はあったんですが、リアルでのワークショップには距離や時間の問題などで抵抗があったのですが、オンラインになってようやく参加することができました」というご意見を頂きました。
オンラインで、なかなかワークショップを開催するのは難しい部分もありますが、参加していただける方のハードルが低くなったことは確かなようです。
今後は、リアルとオンラインと両方開催していきたいと考えています。
さらに、内容をだれでも分かるようにして子供向けや外国人向けにも変化させていきたいと思っています。
特別に一つ和紙文様をご紹介します。
そろそろ8月も終わりなので、一つ夏の風物詩に関連する文様です。
向日葵文様
ひまわりのような大きな花は、地球や大地からの( )をたくさん吸収し、周囲に良い気を充満させると考えられています。
また、地球や大地だけでなく周りの悪い気を吸い取って浄化し、良い気に変えて戻すこともできると言われています。
ひまわりは、太陽に顔を向けているのが特徴ですね。
( )に入る言葉は、その姿がヒントになっていると思います。
是非、あなたも想像してどんな言葉が入るか考えてみてください。
答えを知りたい方は、コメントまたはメッセージ頂けますと嬉しいです。
今後も和紙文様をたくさんの人にご紹介していきますね。