こんにちは。
東京和紙の篠田です。
先日開催した「手すき和紙で作るクリスマスリースオンラインワークショップ」の模様をご紹介します。
過去、クリスマスに関するキットは販売してきましたが、今回は色々こだわって作ったキットです。
参加者の皆さんにも、楽しんで温かみのある手すき和紙の風合いを感じていただけるようにしました。
オンライン(Zoom)でどのように進めていったかをご紹介します。
作るオンラインワークショップは、ほとんど水引関連でしたが今回は和紙がメインになります。
あらかじめ切ったものなどを用意しておきました。
手元用のカメラに私自身を映すiPadと資料などを画面共有できるように本体のパソコンの3台をいつも使用しています。
また、説明がたくさんあるのでマイクもつけてスタートしました。
今回の和紙で作るクリスマスリースは、作業としてはとても簡単です。
1、葉っぱを切る
2、葉っぱ同士と実同士を組み合わせる
3、柳のリースにどんどん挿す
4、オーナメントをつける
この工程だけなのです。
ただし、葉っぱの切り方や柳リースに飾るにもコツがたくさんあるので、今回のワークショップでは完成を目指すのではなく、一つ一つの工程をしっかり把握して頂くことを大事にしていました。
柊の葉をモチーフにしていますので、ギザギザに切っていきます。
多少形がいびつでもまったく問題ありません。
オンラインであっても対面式と同じようにおしゃべりしながら進めると楽しいですね。
キットの中身はある程度下準備が完了したものが入っています。
ワークショップで時間を短縮して作り方を紹介できるのも理由の一つです。
また、初めて作る人が迷わずにスムーズに作れるようにするためというのも大きな理由でもあります。
キットやワークショップでは、こちらではどんな方が参加や購入されるかは分かりません。
一人でもきちんと短時間(2時間位)で完成できるようにを心がけて制作しています。
ちなみに赤い実は柊の実をモチーフにしています。
キットの中にはたくさん葉っぱを入れてありますが、全て作ってもよいですし、作らなくても構いません。
飾り方の基本はお伝えしますが、どう組み合わせてどう飾るかは作る方にお任せしています。
正解はありません。
作った方が満足する出来栄えが正解だと思っています。
ワークショップでは限られた時間内で用意できたもので組み合わせて、そこから作られる方の判断でもっと作るかこのままにするかを決めて頂きます。
意外に、柳のリースが見えていても可愛いですね。
参加者の方もとっても楽しんで作って頂けたご様子で開催してよかったと思います。
ワークショップが終わった後に完成したリースの写真を送ってくれました。
とても明るく楽し気なイメージがする和紙クリスマスリースですね。
オーナメントの和紙サンタバッグの紐は長めにしております。
リースだけでなくツリーなどにも飾れるようにと想定していました。
しかし、リースでも少し長めにして組み合わせても可愛いですね。
今回のキットには特別に和紙で作ったランプもセットしています。
リースとして壁に飾るだけでなくランプと共にテーブルに飾るのも素敵だと思ったからです。
こちらもまた雰囲気がありますね。
和紙の柔らかな風合いが心をほっこりさせます。
今年は、新型コロナウィルスの影響で家でクリスマスやお正月を過ごされる方も多いと思います。
少しでも家の中を明るく楽しく、穏やかな気分になれるようにこの和紙クリスマスリースなどを作って、空間を、時間を、楽しんで過ごして頂きたいと願っております。
残り僅かですがキットは販売しております。
まだクリスマスまでに間に合いますので是非作ってみてはいかがでしょうか。
オンラインワークショップをご希望の方はこちら
日程はリクエスト頂いてから決定します。
そして、クリスマスが終わればお正月です。
水引と和紙で作るお正月飾りキットも販売中です。
こちらも是非ご検討頂けましたら嬉しいです。
来年もオンラインワークショップ開催もキット販売も続々新作を登場予定です。
まだまだおうち時間が増える中、楽しんでいただけるアイテムになれればうれしいです。
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