和紙ラボTOKYOの初モノマチ2022出店無事開催

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先月末にモノマチ2022が3年ぶりに対面開催となりました。

初日の午前中は大雨が降ってしまいましたが、土日は暑い晴天となってたくさんの方がご来店頂きました。

想定以上のお客様だったため、土曜日はずっと慌てていました(;^_^A

さて、当日はどんなワークショップでみなさんが盛り上がっていたかをご紹介します。


 

~モノマチとは?~

古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつ

東京都台東区南部エリア(御徒町~蔵前~ 浅草橋にかけての2km四方の地域)を

歩きながら、「町」と「モノづくり」の魅力に触れていただくイベントです。

今回は、2022年5月27日、28日、29日の3日間開催されました。

どのお店も大盛況だったと伺っています。

当ショップは、東上野・元浅草・台東エリアのWESTで

3つのワークショップをご用意しました。

 

~水引結びとおみくじ入和紙チャームのストラップワークショップ~

好きな水引とおみくじ入和紙を選んで、あなただけのオリジナルストラップが作れます!

◎初心者の方には、あわじ結びか梅結びのどちらかを選べるようにしました。

(ただし小さいお子さんにはあわじ結びを結んでいただくことにしました)

ほぼ全員初めて水引結びにチャレンジする方ばかりでした。

そして、ほぼ梅結びを選ばれました。(やはり丸いフォルムが注目しやすいのかも)

このワークショップは事前予約も可能だったので、何人も開催前から注目頂いたのはうれしいことです。

大人から子供までたくさんの方が参加してくれました。

そしてさらに興味を持って頂いた方はキットもご購入されたので、これからどんどん世界が広がっていくと思います。

おみくじ入り和紙チャームは当ショップオリジナル和紙なので、他にはないストラップを手に入れることになりました。

通常でもこのストラップワークショップに参加することが可能です。

shop.thewashi.tokyo

イベント内では時間内に仕上げなければならなかったため、だいぶこちらでサポートしましたが、通常は一人で結びが理解できるようにしています。

 

~コラボワークショップ1 天然ガーゼ入りの和紙カードを作ろう~

天然ガーゼのやさしいガーゼ オブラブさまとのコラボワークショップです。

オブラブさまのHP

天然ガーゼの端切れをオブラブさんで購入頂き、それを当ショップに持ってきていただけるとミックスした和紙ポストカードが作れるワークショップです。

こちらも子供から大人までたくさんの方がご参加頂きました。

初日は、当ショップでガーゼをほどいて頂きましたが、ワンオペ状態だったため土日はオブラブさんのショップ内でほぐして頂いたものをご持参頂きました。

こちらもみなさん初めての和紙作りだったので、興味津々で工程を見て体験頂きました。

全て手作業で仕上げていくため、その感触に皆さん驚いていましたよ。

土日は暑かったので冷たい水が気持ちよさそうでした。

 

~コラボワークショップ2 手すき和紙でコンパクトミラーを作ろう~

グッズ屋のリアライズさまとのコラボワークショップです。

リアライズさまのHP

https://realize-group.co.jp/

好きな手すき和紙を購入してコンパクトミラーを作るワークショップでした。
和紙は4デザインご用意したのですが、あっという間に完売してしまいました。

遅くいらした方には同額でスタンプした和紙を作って頂きました。

ミラーにするのはリアライズさんのワークショップ会場なので、どんな風に完成したのか見てみたかったです。

手すき和紙のコンパクトミラーは他にはないので貴重なワークショップになったと思います。

 

~最後に~

各社が自分の商品やショップを紹介しているZINEをご用意しました。

ZINEとは「MAGAZINE(マガジン)」の「ZINE」、個人で自由に作る冊子のことです。

詳細はこちら

monomachi.com

これもあっという間になくなってしまって開催中は毎日プリントアウトして補充していました。

やはり選べる楽しさがあるのはいいですね。

そして参加者や商品購入者の方々の一番好評だったのはガチャガチャでした。

もともと、コロナ過キャンペーンと銘打ってイベント前から好きな水引結びストラップをプレゼントしていました。

イベント内でもプレゼントする予定でしたが、せっかくならさらに楽しい思い出にしていただこうと思って、昔買ったおもちゃのガチャガチャマシーンを引っ張り出してきました。

これが全員が喜んで回していたので、こちらも何度も補充させて頂きました。

水引結びストラップのほかに和紙缶バッチなども入ったちょっとスペシャルなものも入れていました。

大成功してよかったです。

来年はまたどんな感じになるかはまだまだ予想できませんが、さらにいらして頂いたお客様に楽しんで参加頂き、さらに和紙や水引に興味を持って頂けるようにしていきますね。

また、この記事では紹介しきれなかった参加者さまの制作風景や作品は動画をご覧ください。

(皆様、撮影にご協力頂きまして誠にありがとうございます)


www.youtube.com

 

 

 

#workshop #washi #washilabotokyo #handmadekit #traditional #taito #okachimachi #monomachi #Mizuhiki #monomachi2022

 

 

 

モノマチ2022に和紙ラボTOKYOが初出店します

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今回、初めてモノマチ2022に出店します。

一昨年オンラインで参加しましたが、対面での開催では今回初めてです。

久しぶりの開催なので、みんなどうなるか予測が出来ていません(;^_^A

さて、モノマチとはどういうイベントか、また当ショップでは何をやるかをご紹介していきます。


 

~モノマチとは?~

古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつ

東京都台東区南部エリア(御徒町~蔵前~ 浅草橋にかけての2km四方の地域)を

歩きながら、「町」と「モノづくり」の魅力に触れていただくイベントです。

今回は、2022年5月27日、28日、29日の3日間開催されます。

詳細はこちら

2022.monomachi.com

当ショップは、東上野・元浅草・台東エリアのWESTになります。

3つのワークショップをご用意しました。

 

~水引結びとおみくじ入和紙チャームのストラップワークショップ~

好きな水引とおみくじ入和紙を選んで、あなただけのオリジナルストラップが作れます!

◎初心者の方には、基本であるあわじ結びと梅結びをお伝えします。

基本がすでに結べる方は、以下の結び方の中から選んで頂きお伝えします。

菜の花結び、抱きあわじ、輪結び、みょうが結び、平梅結び、おいかけ梅結び、二連あわじ結び

どちらも好きな水引を選んで結ぶことができます。

◎おみくじ入り和紙チャームは、当ショップのオリジナル和紙です。
お役目が終わったおみくじを混ぜていろんな形にカットした中から好きなものを一つ選べます。
なんといっても短時間で綺麗に仕上げることができます。
雨などに濡れても破けない加工をしていますので、ご安心ください。
初心者でも、上級者でも短時間で楽しく完成させることができます。

予約優先で席があれば当日参加も可能です。(参加費は1,500円)

お申込み先

ワークショップの流れはこんな感じです。


www.youtube.com

 

~コラボワークショップ1 天然ガーゼ入りの和紙カードを作ろう~

モノマチイベントではたくさんのコラボワークショップも開催されます。

当ショップもやらせて頂くことになりました。

天然ガーゼのやさしいガーゼ オブラブさまとのコラボワークショップです。

オブラブさまのHP

天然ガーゼの端切れをオブラブさんで購入頂き、それを当ショップに持ってきていただけるとミックスした和紙ポストカードが作れるワークショップです。

その場で機械で乾燥させるので当日お持ち帰りできます。

(多少時間がかかり、他のワークショップも同時に開催しているため、後程取りに来ていただく可能性もあります)

1枚1,000円で体験、予約なしで体験いただけますよ。

ワークショップの流れはこんな感じです。


www.youtube.com

まずは、オブラブさんのショップにいらしてくださいね。

 

~コラボワークショップ2 手すき和紙でコンパクトミラーを作ろう~

グッズ屋のリアライズさまとのコラボワークショップです。

リアライズさまのHP

https://realize-group.co.jp/

好きな手すき和紙を購入してコンパクトミラーを作るワークショップです。
和紙は4デザインご用意しました。

1枚500円で購入できますよ。

また、ご自分で好きなスタンプを捺した和紙も作れます。

こちらは1枚600円になります。

どちらかを選んで購入されたら、リアライズさまのワークショップ会場に進んでください。

専用の器具でガッチャンとドッキングすると和紙コンパクトミラーが完成します。

ワークショップの流れはこんな感じです。


www.youtube.com

ワークショップ代は500円で、28日と29日の土日のみの開催となりますので、ご注意くださいね。

 

~最後に~

他にも、いろんな特典などもご用意しています。

今回のモノマチでは、公式のパンフレットがございません。

その代わりに各社が自分の商品やショップを紹介しているZINEをご用意しております。

ZINEとは「MAGAZINE(マガジン)」の「ZINE」、個人で自由に作る冊子のことです。

詳細はこちら

monomachi.com

指定された所でホルダーを購入頂き、ぜひいろんなZINEをコレクトしてみてください。

当ショップもこんな感じで作成しました。

いろんな和紙に印刷しましたので、お好きなものを選んでくださいね。(無料ですよ)

ワークショップにご参加頂いた方にはセットでお配りします。

マップは各店舗で配布しておりますので、欲しい方は言ってくださいね。

GoogleMAPでも閲覧できます。

www.google.com

Googleアプリを立ち上げてチェックしてくださいませ。

一応今のところ、お天気はちょっと金曜日は崩れてしまう予報ですが、土日は快晴で暑いようです。

遊びにいらっしゃる方は是非、体調に十分に気を付けてくださいませ。

また、ワークショップに参加される方は検温と手指消毒とお名前と住所などもご明記頂きます旨あらかじめご了承ください。

みんなで気を付けて楽しい3日間にしていきましょう!
ご来店を心よりお待ちしております。

 

 

#workshop #washi #washilabotokyo #handmadekit #traditional #taito #okachimachi #monomachi #Mizuhiki #monomachi2022

 

 

 

思い出深い家族での和紙作りワークショップ

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

連休中にいろんなファミリーが和紙作りワークショップにご参加頂きました。

制限のないお休みが久しぶりだったので、近場でどこか良いところはないかと検索されて当ショップがヒットしたそうです。

さて、どんなワークショップになったかをご紹介していきます。


 

~お母さんと娘さんが一緒に参加~

正確に言うと、参加されるのは娘さんでお母さんはサポートです。

近所に住んでいる方で何回か店の前を通って気になっていたそうです。

娘さんは自閉症ですが、とてもしっかりした手つきで楽しんで和紙を作っていらっしゃいました。

ずっと笑顔で参加頂いていたのでとてもこちらも癒されました。

彼女の学校でアップサイクルの授業があったそうなので、和紙にもとても関心があったそうです。

彼女はとてもピンクが好きということで、ピンクに染めた細かい和紙を飾りに使っていました。

当ショップのワークショップでは、和紙の原料作り体験と葉書サイズ2枚、A5サイズ1枚、野菜か果物入り葉書1枚を作ることができます。

参加してみてのアンケートはこちらです。

和紙ランプはちょうどハロウィンランプなので、コスプレをしてぜひ作って頂きたいです。

 

~家族全員でワークショップに参加~

実際に和紙作りをされるのはお兄ちゃんと妹さんでお母さんとお父さんはそれぞれのサポートです。

これは、和紙の原料である楮(こうぞ)の木の皮を叩いて繊維を細かくする作業です。

二人ともまだ小学生ですが、夢中になって一人で叩いています。

この作業はだれでも何も考えずにできる作業です、体験ではですが…。

(実際は量も多く長時間叩かなければならないので、重労働なのをお忘れなく…)

当ショップのワークショップではお役目が終わったおみくじを飾りに使用できるので、妹さんはこれでもかと飾っていました。

逆にお兄ちゃんは慎重で飾っては外し、場所を変えたりとかなり悩んでいる様子でした。

参加しての二人の感想はこちらです。

お兄ちゃん

妹ちゃん

こちらの家族の学校でも和紙についての授業があったそうです。

でも実物や工程などは分からない点が多かったようで、今回のワークショップを通じて深く知って頂ければ嬉しいです。

こちらの家族もご近所さんらしく原料である楮(こうぞ)とトロロアオイの成長を見守って頂きたいですね。

 

~お父さんと娘さんが一緒に体験~

当日の朝にご予約だったので、一部準備が間に合わない工程もありましたがある程度体験いただくことができました。

こちらは、お父さんも娘さんも二人でご参加頂きました。

なんと、娘さんは指を怪我しているのにも関わらず一通りの工程を体験いただけました。

二人ともちゃんと出来上がった後にどう使うかを想定しての飾りになりました。

やはり細かく切った染め和紙は興味をひく飾りになりますね。

今後はいろんな色を用意することにします。

体験頂いた感想はこちらです。

お父さん

実は他の和紙作り体験も検討されていたそうですが、満足度の高い内容だったようでこちらも嬉しいです。

娘さんのご感想はこちら。

彼女は、和紙小物にとても関心が高かったので、今後もいろいろ作りに参加頂ければ嬉しいです。

~まとめ~

どのご家族も学校での授業がきっかけでご参加頂きました。

どんな風に和紙が作られているかを知ることができたと思います。

ここで興味を終わらせないようにするのが今後の当ワークショップの企画にかかると思います。

現在、2方向を検討または提案をしています。

一つは、さらに和紙作りの奥深さを体験できるワークショップです。

現在、基本的で初歩的な和紙作りを体験いただく内容になっています。

作り方は一つだけではありませんし、たくさんの和紙の種類もあります。

さらにいろんな漉き方などで作れるワークショップを企画中です。

綺麗な無地の和紙だけでなくデザイン性がある和紙作りにもぜひチャレンジ頂きたいです。

そして、もう一つは、和紙を実際に活用できるワークショップです。

アンケートの中にも出てきましたが、日常に使える和紙小物が作れるワークショップです。

いくつか現在も参加を募集しているワークショップがあります。

*ミニ和紙巾着袋ワークショップ(対面、オンライン、キット販売あり)

*和紙で作るランプワークショップ(対面、オンライン、キット販売あり)

キットはハロウィン用ですが、季節問わずに作ることができます。

*水引結びワークショップ(対面、オンライン、キット販売あり)

ご祝儀袋などで見かけるキラキラした紐を水引と言います。

実は、芯が和紙で作られている伝統的な紙紐です。

国内外でとても人気があるのはそのカラフルさではないでしょうか。

基本的な結びであるあわじ結びワークショップは対面の場合予約なしで参加いただけます。

などなど、作って終わりではなく作って普段に使っていただくことが一番大事と考えています。

是非、ご家族だけでなく、お友達同士、おひとりでもご参加お待ちしております。

和紙作りワークショップはこちらです。

shop.thewashi.tokyo

 

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmadekit #Traditional #Tokyo #Okachimachi #DrawstringBag #Mizuhiki

 

 

 

蔵前のクリエイタープロジェクトに和紙ラボTOKYOも参加

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今回は、現在参加しているプロジェクトのご紹介です。

ショップがある蔵前近辺がテレビや雑誌などでも最近取り上げられることが多くなりました。

お店だけでなく、たくさんのクリエイターさんや職人さんがいらっしゃるのをご存じでしょうか。

もっといろんな人にこの街やものづくりを支える人たちを知って頂こうとというプロジェクトです。

さて、どんなプロジェクトかをご紹介していきます。


 

~このプロジェクトの主役は宇宙猫モンちゃん~

プロジェクトはあるキャラクターが主役となって進めています。

それが宇宙猫「モンちゃん」です。

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イラストレーターのtacoさんが描いていらっしゃいます。

詳細はこちら

tokyo-chara.com

なんと私もイラストになっています(;^_^A

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ちょっと犬っぽいですね。

モンちゃんが蔵前にあるお店や町並みをイラストで紹介していますよ。

 

クラウドファンディングでは?~

いくつかの作家さんや企業さんが今回参加されています。

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このモンちゃんの商品をそれぞれ企画し、現在クラウドファンディングで紹介されています。

詳細はこちら

kibidango.com

尚、売上の一部は保護猫活動に寄付させて頂きます。

~当ショップからは和紙巾着袋キット~

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当ショップでは、このモンちゃんのイラストが入った和紙で巾着袋を作るキットを企画しました。

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ピンクと青の2色を用意しています。

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作って終わりではなく、日常で使えるものにしようとサイズなど工夫しました。

また、作り方も簡単で用意するものもボンドのみになるようにしています。

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完成サイズは、横11×縦15cmと少し大きめにしました。

スマホの充電器やコードが楽々入りますよ。

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また、女性ならば化粧ポーチとしてもお使いいただけます。

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内側は布になっていますので、さらに安心してお使いいただけます。

完成時間は30分以内を想定しているので、短時間で簡単に作れるのでお子さんと一緒に楽しめます。

(ボンドの接着時間は別途必要)

さらに、どちらもお買い上げいただいた方には、ミニ和紙レターセットをプレゼント。

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キットもレターセットもすべて手すき和紙で作っています。

是非、これを機会に和紙の柔らかい風合いに触れていただければ嬉しいです。

プロジェクトは、2/25までとなっています。

下町が好きな方、ものづくりが好きな方、猫が大好きな方などなど、クラウドファンディングにご参加いただけるのを心よりお待ちしております。

kibidango.com

 

#kuramae #Washi #WashilaboTOKYO #handmadekit #Traditional #cat #Tokyo #Okachimachi #DrawstringBag

 

 

 

水引と手すき和紙で作る可愛いお正月飾りワークショップ開催

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今回は、お正月に向けて水引と和紙で作る飾りのワークショップをご紹介します。

今回は、近所に住んでいらっしゃるマダムがご参加頂きました。

きっかけはなんと先日放送されたテレビ朝日「じゅん散歩」を観て気になったということです。

今回の放送後は商品についてではなく、作りたいというワークショップの問い合わせが多かったです。

時期やそれぞれの番組の傾向もあるのかもしれませんね。

道具類もなるべく共有せずにそれぞれに用意し消毒したものを用意しております。

手指消毒は、ご来店頂いたお客様にもお願いしております。 


 

~今回のお客様は~

上記にも記載しましたが、近所に住んでいらっしゃる女性の方です。

「じゅん散歩」をご覧になって当方のHPをご覧になって正月飾りがきになったそうです。

実は他のお客様でもチラッとしか映らなかった水引を観てわざわざご来店頂いたお客様もいらっしゃいます。

どこでどうつながるかは分からないですね。

水引結びはまったくの初めてということなので、基本となるあわじ結びからレクチャーします。

今回の飾りではあわじ結びから始まる結びが2つあるので、これを機会に基本を覚えていただければ幸いです。

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~笹結び→梅結び→松結び~

まずは、結びがない笹結びから作っていきます。

これは切った水引を組み合わせるだけなので、簡単にできます。

水引もご自分の好きな色を選んで作って頂くことにしています。

キットやオンラインではある程度決まった色を送りますが、直接のワークショップではいろんな色から選べるのが醍醐味だと考えています。

逆にどれにすればよいか迷って困ってしまう方もいらっしゃいますが…。

笹は若竹をイメージしているので、グリーン系でも明るい色を選ばれるとよいと思います。

次はいよいよあわじ結びからの梅結びです。

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何回かあわじ結びに挑戦されてから梅結びに進みます。

初歩で失敗する方はあれこれ考えてしまって混乱される方が多いです。

当方では手や指の動きをお伝えしているので、型を覚える感じに似ているかも。

梅結びはあわじ結びから2工程すれば完成するので、ぐっとハードルが下がります。

次はいよいよ松結びです。

これはちょっとハードルが高いので、ご理解いただけるか心配しましたが無事に結ぶことが出来ました。

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初めての方は1本のみで結んで練習をするのが上達への近道と考えています。

よって当方で販売する水引キットはすべて1本のみで結ぶ写真を掲載しています。

何本もあるとどこを通しているかが分かりにくくなることが多いです。

最初は1本ですんなり結べるようになったら本数が増えても失敗することはかなり減ります。

時間がかかりますが、丁寧に結ぶことを優先しております。

~しめ縄風三つ編み、紙垂(しで)~

飾り分が完成したら本体を作っていきます。

しめ縄風の本体の輪は、三つ編みで結んでいきます。

これなら初心者の方でも簡単に編んでいけます。

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ポイントは、水引同士がよじれずに平行に結ぶことです。

長く編んでいくとだんだん曲がりますが、気にするはありません。

(結局最後は輪にするのでOK)

最後に紙垂(しで)を作ります。

これもとても簡単です。

もちろん、和紙は手すきした東京和紙です。

今後に切れ込みを入れて順に折っていけば完成です。

参考に四つ編みにするのもゴージャスですよ。

結び方は動画をご覧ください。


www.youtube.com

~組み立て~

全ての準備は完成しましたので、いよいよ組み合わせていきます。

細いワイヤーを使ってそれぞれの結びを本体の輪に結んでいきます。

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どこにつけるかはお好み次第です。

今回、おまけとして笹結びと梅結びをプレゼント。

さらに華やかな飾りになりますよ

~完成~

約2時間夢中になって作ってついに完成しました。

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紙垂の接着が乾いていないので、洗濯ばさみで固定しています。

初めて水引に触れる方でもきちんと完成させることが出来ました。

参加された女性もとても仕上がりを気に入って頂き、もう一つ作って娘さんにプレゼントしたいということでキットをご購入頂きました。

茶道をされていらっしゃるということなので、お包み袋(?)などに水引結びを付けて差し上げるのも素敵ですね。

当ショップでは、ぽち袋のキットも販売していますよ。

今回ご参加頂いた方のご意見だと初心者にはやわらかい水引が結びやすかったとのこと。

結びやすさなどを考えると絹糸が巻いてある絹巻水引がベストです。

練習はまずはそこからスタートされることをお勧めします。

なお、当ショップでは、約70色近い水引をご用意しています。

是非、ショップにご来店頂き、実際にご覧になって選ばれるといいですよ。

また、オンラインでもそれぞれの水引を色別で販売しています。

shop.thewashi.tokyo

基本となるあわじ結びだけを作るワークショップは予約なしでショップにてご参加いただけます。(参加費1,100円(税込)、約30分弱)

こちらは、ストラップかネックレスを作ることができます。

お正月飾りのキットもオンラインワークショップも開催しています。

shop.thewashi.tokyo

ぜひ来年チャレンジされるのを心よりお待ちしております。

 

2021年もあとわずか。

本年もいろんな方に当WEBサイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

そして、オンラインショップでのご購入やSNSでのフォローなども心よりお礼申し上げます。

また来年も国内だけでなく、海外の方にもさらに興味を持って頂けるように精進していきます。

今後もどうぞよろしくお願いします!

 

#japanesecushion #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #Mizuhiki #Newyears #Tokyo #Okachimachi #Mizuhikiknot

 

 

 

テレビ朝日の「じゅん散歩」に和紙ラボTOKYOが出演しました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

久しぶりにテレビ出演することになりました。

番組は、テレビ朝日の「じゅん散歩」

ショップに高田純次さんがいらっしゃいましたよ。

12月21日に無事に放送されて一安心。

残念ながら見逃し配信なしの地方放送もなしなので、どんな風に紹介されたか裏話も加えてご紹介します。

高田さんとの撮影は嵐のように進んでいきました。(;^_^A 


 

~オファーを頂いたのは10月下旬~

番組のディレクターがふらっと訪ねてきました。

こんど、上野特集なのでいわゆるネタ探しにいらっしゃいました。

前にテレビ出演した際の内容なども説明し、その中でやはり廃棄寸前の野菜入りの和紙やお役目が終わったおみくじ入りの和紙バッグに興味を持って頂き、無事採用となりました。

 

~撮影日は土砂降りの大雨~

 

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(テレビをスマホで撮影したため、光ってます…。)

ご覧のように、撮影した日は土砂降りの大雨で、本当は看板は出しなくなかったのですが、撮影のためやむなく…。

11月の上旬の撮影でした。

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リハーサルもなくいきなり撮影だったので、高田さんが何をおっしゃるか全くわからない状態での対応でした。

いきなり「おじょうちゃん」と呼ばれた時は笑ってしまいました。

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(すでにばばあの年齢なので…(;^_^A)

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ディレクターとの打ち合わせの中で野菜入り和紙でなんの野菜を使用しているかをクイズ形式で紹介することになっていたので、裏側を見せています。

ただ、あまり盛り上がりはしなかったような雰囲気…。

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実際に野菜を煮ているところも紹介するということだったので、実家の梅で和紙を作っているところを紹介しました。

高田さんにはカレーと言われましたけど、色は似ているかも。

他にも作業途中のものも紹介しましたが、残念ながらカットでした。

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次におみくじ入り和紙で作ったバッグ類の紹介です。

北斎の浮世絵をデザインしたバッグは目に留まり実際に高田さんが手に取って頂きました。

このおみくじは浅草神社さまからお清めしていただいたものを頂いて、和紙に混ぜてかばんを作っています。

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ディレクターとしては凶が入っていないことがヒットポイントだったようで、私に二回も紹介の指示がきたのですが、高田さんはあまり刺さる様子がなく赤文字でのテロップで強調となりました。

高田さんとしては作る工程の方が少々興味を感じて頂いたのかもです。

こちらの希望としてはうちの和紙で高田さんに何か書いていただきたかったのですが、叶わずでした。

(年賀状の話も素通りでした…)

実際の撮影時間は15分位で、まさに嵐のようにぞろぞろスタッフを従えていらして、

バタバタを一斉に去っていったという感じでした。

これが晴れていたらまた違っていたかもしれません。

(スタッフも私も慌てておりました)

リズミカルに叩いてほぐして頂きました。

水や力加減が定まらないとあちこち飛んでしまっていました。

そして、いよいよ漉(す)きの作業に入ります。

 

~後日商品撮影~

 

高田さんとの撮影はあっけなかったのですが、商品撮影などには2回も撮影が入りました。

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許可を頂いて写真を撮らせて頂きました。

高田さんが手に取った商品の単体の撮影と実際に和紙を漉いている作業風景の撮影をしました。

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石巻にいる和紙内職リストさんたちにカットして頂いたおみくじも撮影して紹介頂きました。

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編集段階で取りこぼしていた分の撮影もしています。

紹介するのは当ショップだけではないので、スタッフの労力も大変ですね。

無事に放送されて、ありがたいことにお問い合わせも頂きました。

商品だけでなく、ワークショップのお問い合わせも頂きました。

野菜入り和紙は、オンラインショップでも販売しております。

shop.thewashi.tokyo

テレビでは紹介されなかった野菜入りも販売しています。

もちろん、ご自分で作りたいという方にも大歓迎です。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

2021年は、いろんなテレビ局からお問い合わせを頂き本当にありがたいです。

撮影のたびに商品がどんどん増えていますので、ぜひそちらもチェックしていただけると嬉しいです。

残るはフジテレビです。(厳密にいうとTBSも…)

オファーを心よりお待ちしております!

 

野菜入り和紙の制作風景の動画もありますよ。


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

#japanesepaper #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

 

 

 

家族で参加の和紙作りワークショップ

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

今回は、家族で和紙作りワークショップにご参加頂きました。

実際に体験するのは姉妹二人でお父さんお母さんはカメラマンでした。

お姉さんの学校で紙についての課題が出たそうで、それならば本格的な和紙作りを

してみたいということで参加頂きました。

何から何まで新鮮だったご様子で、目をまん丸にして体験頂きました。

小人数開催でショップに入る際には手指消毒、検温をさせて頂き、換気しながら始めていきます。

道具類もなるべく共有せずにそれぞれに用意し消毒したものを用意しております。

手指消毒は、ご来店頂いたお客様にもお願いしております。 


 

~今回のお客様は~

中学生のお姉さんと小学生の妹さんが実際に体験頂きました。

学校の課題で紙についてとはまさにSDGsですね。

当方は、もともと伝統的な製法で手すき和紙を作っているので、いまさら横文字が出てきても少々小恥ずかしい気持ちもありますが…。

そもそも和紙は何から作られているかを尋ねてみると、二人とも「……」といった感じでした。

楮(こうぞ)といってもどういうものかがピンと来ていない様子だったので、ショップ前で育てている実際の木を見て頂くことにしました。

かぎがある葉っぱの形が特徴的です。

そして、和紙作りにはもう一つ大事な植物があって、それはトロロアオイです。

ちょうど11月は収穫時期だったので、せっかくのチャンスなので、実際に収穫していただきました。

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あらかじめ土をほぐして小さめのものを掘って頂きましたが、実際はどうやって成長しているかを見て頂けたと思います。

なにより、今の時期のみの貴重な体験となったと思います。

 

~表皮とり、ちりとり、打解、漉(す)き~

収穫の後は、通常と同様に表皮取り、ちりとり、打解(だかい)作業を体験頂きました。

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なかなかヘラの使い方に慣れていなくてうまく皮がむけにくかったようですが、集中して作業していただきました。
(ちょっと節や傷もあって手こずってしまいましたね)

次は、傷やカスを取り除くちりとり作業。

お姉ちゃんのはわりとキレイな状態だったのですが、妹ちゃんの方は傷だらけだったので、最後は共同で作業されていましたよ。

そして木槌を使って叩く打解(だかい)作業です。

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リズミカルに叩いてほぐして頂きました。

水や力加減が定まらないとあちこち飛んでしまっていました。

そして、いよいよ漉(す)きの作業に入ります。

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最初は妹さんからです。

コロナ過の現在は、密になるのを極力避けております。

従来は、サポートして一緒に漉きますが、最初だけ動きを確認頂いた後はおひとりで漉いて頂きます。

こちらの方がより和紙を作っている感覚が楽しめるのではないかと思っています。

どうしても両手を平行に保つのは難しく、手前が少し厚くなってしまいました。

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次はお姉ちゃんの番です。

最初は戸惑って途中逆方向からすくってしまった部分もありましたが、おひとりで漉くことができました。

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和紙作りで一番楽しい飾り付けです。

来月はクリスマスやお正月もあるので、イベントに特化した飾りが二人とも選んでいました。

二回目は、葉書サイズではなくA5サイズの少し大きめの和紙を漉いて頂きました。

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上段が妹ちゃんで、下段がお姉ちゃんの和紙です。

性格が和紙にも表れているように思えます。

希望される方にはもう一度葉書サイズを漉いていただくことも可能です。

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最後は、野菜入り和紙を漉いて頂きました。

今回は、梅入りです。

ほのかな甘酸っぱい香りが香ってきました。

ほんのり和紙も黄色くそまっているので、また趣がちがう和紙を作ることが出来ました。

乾燥している間は和紙茶でブレイクしていただき、ワークショップは終了となります。

~最後に~

姉妹二人のアンケートはこちら

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お姉ちゃんのAYAKAさんです。

彼女の学校に提出するレポートが楽しみですね。

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妹さんのYUIさんです。

付き添いで参加されてましたが、静かに作業に夢中になっていたように感じました。

今回は特別な体験や変わったお土産(トロロアオイの実)もプレゼントさせて頂いたので、貴重な回となったと思います。

一回きりではなく、いろんなワークショップにご参加頂き和紙について興味を持って頂けると嬉しいですね。

今後は、お父さんもお母さんも参加していただけたらまた盛り上がるのではないかと思います。

 

これからの季節に向けて、クリスマスやお正月用にぜひ和紙作りや和紙雑貨、水引などにご参加いただけましたら幸いです。

shop.thewashi.tokyo

他のワークショップも開催しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

また、何か実験をしてみたいと思っていらっしゃる方もぜひメッセージください。

 

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