0711 和紙染&水引結びワークショップ久々に開催!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

久しぶりに和紙を染めるワークショップを開催しました。

一言で染めるといってもいくつかの技法があります。

ワークショップでは、代表的な5つ技法を体験頂きました。

今回は、なんと水引結びも併せて開催しちゃいました。

さて、どんな風にワークショップが進んだかをご紹介します。 


 

~和紙を染めるワークショップ~

今回、女性の方からのお申込みで開催されました。

参加理由を伺うと、日本在住されている外国人の方々に日本伝統の和紙をつかったワークショップを開くことになったそうです。

一度ご自分でトライしてみたそうですが、うまくいかなかったということで、

どうやれば成功するかを知りたくて参加されたそうです。

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今回も感染対策として道具の使いまわしや手が直接触れないように対策しております。

ワークショップ内で行う染め方は5つ

*折り染め

絞り染め

*板締め染め

*引き染め

*型染め

どれも簡単で、途中まではほぼ同作業なのでわかりやすいと思います。

~いよいよスタート~  

和紙に関してはすでにご存じだったので、簡単に説明して作業に取り掛かります。

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まずは折り染めから進めていきます。

当ワークショップでは、布用染料を使用します。

化学染料よりもやや薄くしか染まりにくいのですが、手や下水などについて安全なものを選んでいます。

作業も水彩絵の具と同様なので、使いやすいのも一つの理由です。

折り染め、絞り染めは読んで字のごとく、和紙を折ったり絞ったりして染めた方法です。

色の浸透具合でもグラデーションができてキレイですよ。

次が板締め染め

本来和紙を板の中に挟み込んで染めるのですが、今回は割りばしを代用して染めていきます。

板があるところは染料が入らないため、白く残るのが模様の一つになりますよ。

引き染めは、刷毛で引きながら染色します。

今回は、柿渋を使って染色していただきました。

柿渋とは、天然の塗料でもありニスでもあります。

渋柿を天然発酵させているもので、紫外線に当てていくとだんだん色が濃くなるのが特徴です。

防虫や防カビの効果もあるので、今とても話題になっている塗料の一つです。

途中までどの工程も一緒なので、参加者には自由に色を選んで折り方も選んでオリジナル和紙を作られていました。

そして最後は型染めです。

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型染めは、型紙をつかってインクをポンポン叩きながら染色していきます。

ステンシルという名前の方が一般的かもしれません。

型紙も和紙を柿渋を塗って作られた渋紙やPPで作られたものなどいろんな形を用意し、インクも日本の伝統色のものをご用意しました。

ポイントはスポンジを1色ごとにして混ぜないことです。

そうするとキレイな発色で染めることができます。

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今回は、赤く染色した和紙もご用意しましたので、色の違いなどを楽しんでいただければと思います。

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こちらには、サンプルや参加者さまの作品です。

アイロンを使って乾燥させていきます。(これは当方で対応します)

ワークショップ中もどんな風にすれば外国人の方も喜んでくれるかなどをお話させていただきました。

やはり染めるだけでなく何か活用できる何かを作るまでを含めると参加者は喜ぶと思いますので、私なりのアイディアをお伝えしました。

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すいません、サンプル分しか写真におさめていませんでした…。

淡い色合いが温かみがありますね。

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参加者さまのアンケートです。

復習はうまくいったかが気になります。

今回は布用染料を使用しましたが、ご自宅でやる場合は水彩絵の具でも十分に染められます。

当方は手すき和紙屋でもあるので、ワークショップでは当方が漉いた和紙を使用しました。

市販されている機械漉やその他の紙ではどのように染まるか、また染めている最中に破けることもあるので、いろいろ試してみていただければ幸いです。

~水引結びワークショップも開催~ 

外国人の方々にはほかに何か興味をもってもらえるものはないかという話になって、急遽水引結びのワークショップも開催しました。

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こちらには、付き添いでいらしていたご主人も参加してお二人で作られました。

まず、お好きな色の水引を3本選んでいただき、1本で基本となるあわじ結びを作ります。

初めて結ぶ人には少数の水引で結ぶのがポイントです。

最初は、混乱されている部分もありましたが何度も結ぶうちに慣れてきていらっしゃるご様子でした。

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次に3本でのあわじ結びにチャレンジしていただきます。

結んでいる中で水引の歴史や結びの意味などもご紹介してたらとてもストーリーがあって興味深いとおっしゃっていました。

無事にお二人ともあわじ結びが完成し、ストラップにしてお持ち帰りになられました。 

~最後に~

ワークショップでサンプルとして染めた和紙でうちわを作りました。

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これから暑い時期にはピッタリですね。

手前は前にワークショップで染めた和紙で作ったノートです。

コロナ過前は、染めた和紙で御朱印帳も作るワークショップも開催していました。

染めた後も何か活用できるものへと作っていくとさらに思い出深い和紙になると思います。

基本的に、ワークショップでは染めるまでの内容ですが、別途有料でうちわなどを作ることも可能です。

ぜひ、夏休みの課題などで作ってみてはいかがでしょうか。

水引結びは予約なしでもワークショップは開催しております。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

 

   

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #calligraphy #stencil dyeing

 

 

 

0703 書道サロン@豊洲さまの講座でお話させていただきました。

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

書道サロンから和紙の話をしていただきたいと依頼を受けました。

オンライン講座だったので、ショップをオープンさせながらお話させていただきました。

オンラインだとなかなか実際の和紙の風合いなどが伝わらないのが難点…。

今回は、親子で参加される方々向けだったので何をどう伝えるかを考えました。

さて、どんな風に話を進めたかをご紹介します。 


 

~ワークショップ内容~

主催の書道サロン@豊洲さまは、今回はオンライン講座でしたが通常は豊洲にて書道教室を開催されていらっしゃるそうです。

詳細はこちら

ameblo.jp

書道には和紙がつきものということで、短時間ではありますが和紙について参加者の皆様にお話ししていただきたいというご依頼でした。

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~今回の参加者~  

ほとんど参加者の皆さんは親子でのご参加でした。

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和紙についてどれくらい知っているかを質問するとほとんどの方があいまいな知識しか持っていらっしゃらなかったので、和紙の材料や歴史、作り方を簡単に紹介することにしました。

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ただ一方的に話すのでは退屈になると思い、内容のメインは動画を使用することにしました。

簡単に和紙が何からつくられているかを説明してから制作工程の動画をご紹介しました。

次にクイズを出しながら和紙の歴史を伝えて、先日テレビでも紹介された野菜入り和紙について続けて紹介しました。

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残念ながら時間が間に合わず、参加者へのお手元に和紙は届かなかったのですが、主催の方に実際にぶどう入り和紙に書をしたためていただきました。

やはり画面ごしではなく、実物をみんなで見て頂きたかったです。

次回の教室では希望者の皆さんには実際に野菜入り和紙で書くことができるそうなので、反応が楽しみです。

ここで私が担当するコーナーは終了となります。 

~ここからがメイン講座~ 

次は実際に筆を動かすワークの時間でした。

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今回は、固形墨を実際にすって水墨画を書くそうです。

私はいったん席を外してサロンの講習に移りました。

やはりお子さんたちは筆を持って手を動かすと顔の表情が変わりますね。

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皆さんの作品が完成したら、全員で記念写真をパチリ。

ここには私も参加させていただきました。

やはり当方は和紙屋なので、うちの和紙で実際に書いて頂いたものを観たいですね。

野菜入り和紙だけでなく、無地和紙も販売しておりますので次回は書いてみての感想なども聞かせていただけると嬉しいです。

そして、書だけでなく、使う和紙にもより一層興味を持って頂いて今後も使っていただけることを心よりお待ちしていますよ。

また、他にも書道やアートなどで当方の和紙を使ってワークショップを開きたいという方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

  

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #calligraphy #Ink painting

 

 

 

0629 久しぶりにショップでの和紙作りWSを開催!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

ようやく緊急事態宣言が解除された6月下旬に和紙作りワークショップを開催しました。

現在、少人数での開催ならば受け付けています。

今回は、美大の大学生が参加されました。

卒業作品の参考にという理由でお申込みいただきました。

さて、どんな風にワークショップを開催したかをご紹介します。 


 

~和紙作りワークショップとは?~

当方は、東京の原料や水を使い、手作業で手すき和紙を作って販売しています。

ショップ前には実際に原料も育てています。

ワークショップでは、原料でもある楮(こうぞ)の皮を剥いたり、煮た白い木皮を叩いたりなど和紙作りの下準備も含めて体験いただけます。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

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狭いショップですが、あちこちに道具を用意して移動しながら制作していきます。

~今回の参加者~  

今回体験頂いた方は、美大の学生さんで、卒業制作の参考にという理由でお申込みいただきました。

テレビを観て申し込まれたのかと思ったら、たまたま「東京、和紙作り、ワークショップ」みたいなキーワードで検索したら当ショップがヒットしたそうです。

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作品の参考にというわけではありませんが、無地の和紙だけでなく梅入りの和紙も作って頂くことにしました。

梅入り和紙の動画はこちら


www.youtube.com

当ショップならではの、オリジナル和紙作りも体験いただくように企画しています。

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さっそくワークショップスタートです。

和紙についてはあまりご存じないようだったので、実際の楮を見せながら最初に工程を簡単に説明してから作業に入ります。

現在は、コロナ過でもあるため道具の使いまわしなどはせず、こちらの実技を観ていただきながら体験いただくようにしています。

まずは、楮(こうぞ)の木皮を白皮だけにする「表皮とり作業」です。

とてもきれいに鬼皮・あま皮と白皮を分けて剥いていらして、2本体験頂きました。

なかなかへらの角度が違うと剥きにくいのですが、スムーズでした。

次に、約3時間煮てクタクタになった白皮のゴミや傷を取り除く「ちりとり作業」です。

白皮を水の中で広げながら取り除くので、なかなか大変そうでした。

初めてだとどこまで取り除けばよいかが分かりにくい部分もあると思います。

そして、きれいになった白皮を木槌で叩く「叩解(こうかい)作業」です。

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量が少ないのもあって、叩くたんびにあちこち飛んでしまってお互い笑ってしまいました。

最初は力加減などもわかりにくいかもしれないので、リズミカルに叩くようにアドバイスしました。

途中で繊維がどのくらいほぐれているかをチェックするため、叩いた白皮を少し水の中に入れてチェックします。

本来ならば、長時間叩かなければなりませんが体験なのでさわり部分で次の工程に移ります。

そしていよいよ「和紙漉き作業」です。

ここで、トロロアオイの説明をしてネリを舟の中に入れて攪拌します。

参加者は手袋をしていただいて漉いて頂きます。

葉書サイズ2枚を同時に漉くか、A5サイズ1枚を漉くかを選ぶことができます。

今回は、A5サイズを選ばれました。

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まずは、当方が見本を見せて角度や量などをレクチャーします。

そして、いよいよおひとりで和紙漉きをしていただきます。

道具の角度や原料の量をどれくらいすくうかがなかなか説明だけでは理解するのは難しいかもしれません。

初回は、少し厚みのある和紙を漉く「溜め漉き」にチャレンジ頂きます。

二回連続ですくっていただくのですが、空気も入らずにキレイに漉くことができました。

ワークショップでは、2枚漉くことができますよ。

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もう一つの梅入り和紙も漉いて頂きました。

3回目なので、作業も慣れてすんなり漉いていらっしゃいました。

次に漉いた和紙に飾り付けをしますが、今回はあまり飾り付けをしたくないということだったので、そのまま圧搾に進みました。

簀から湿紙(しとがみ)を剥がして板の間に挟むまでは当方が作業して、押して圧搾する部分は参加者が体験頂きます。

まだ濡れいている状態だと和紙とは呼ばずに、「湿紙(しとがみ)」もしくは「湿地」と呼びます。

和紙と呼べるのは乾いてからなんですね。

ワークショップでは、機械で乾燥させてその場でお持ち帰りできます。

乾燥機は熱いので、当方で乾かしていきますよ。

約20分弱で乾きました。(すいません、写真撮り忘れてしまいました…)

乾燥させて頂いている間は、和紙茶を飲んでいただき質問タイムを設けています。

ご自分でも和紙を漉いてみたいご様子で、水と原料とネリの配合の質問を頂きました。

答えは、まちまちです。

まずどんな和紙を漉くかで配合も変わります。

厚い和紙と薄い和紙を漉くには技法も配合も変わります。

薄い和紙だと水を多めにしてネリをたくさん入れてとろみが強い状態にします。

逆に、厚い和紙だと原料を多くしてネリを少なくします。

比率はその時によってなので、感覚としかお答えするしかありません。

なかなか説明するのも難しいのです。

 

~最後に~ 

完成した和紙を見て触って満足されたご様子でした。

是非、この和紙で作った作品を観てみたいですね。

ショップでの対面ワークショップは、状況によって変更させて頂いています。

緊急事態宣言が発令期間は、東京都内在住の方限定とさせていただいています。

解除後は、それ以外の地域の方も承っております。

(どちらも少人数に限らせていただきます)

また、オンラインでも和紙作りは体験いただけます。

対面では作れない和紙を制作していただきます。

今後に向けて状況をみて改善をしながらワークショップも開催していきたいと思います。

興味のある方は是非、お問い合わせくださいませ。

 

  

#Workshop #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #papermaking

 

 

 

NHKオンデマンド番組にて和紙ラボTOKYOが世界に配信されています。

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

日テレ「ぶらり途中下車の旅」に続き、NHKからも取材のオファーを頂きました!

地上波でもなく、衛星放送でもなくオンデマンド番組でしたが、なんと世界に向けて配信されるとのことです。

15分番組で、江戸時代に一大産業だった浅草紙や、当方のオリジナル和紙「平成ASAKUSA和紙」を中心に紹介されることになりました。 

なんと、撮影期間は3日間。

ありとあらゆる角度から撮影されることとなりました。

どんな風に撮影が進んでいったかをご紹介します。 

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~ZeroWasteLife~

お問い合わせ頂いたのは4月の中旬でした。(実はぶらりよりも前でした)

日本のリサイクルに特化した事例について紹介する番組でした。

全編英語で、世界に無料で配信されるのはとても魅力的です。

コロナ過前までは、ヨーロッパや中東、アジアなど海外の展示会に出展していたので、当方を紹介するにはちょうど良いと感じました。

が、同時にNHKなどで当方の会社名やショップ名が一切紹介されないため、この番組を観たといっても直接に来店や購買につながるのはかなり難しいとも思いました。

しかも海外からの観光客がほとんどいない状況では、どこまで宣伝効果になるかも不安でしたが、いままでご注文を頂いた海外のお客様や、展示会などで名刺交換させて頂いた各国のみなさんに近況報告にもなってあらたなアピールになるだろうと思いなおし、取材を受けることにしました。

余談ですが、制作会社は大昔仕事でつながっていたこともあって、これもなにかの縁と考えたのもあります。

TBSの「オールスター感謝祭」の撮影に協力したのと同じ理由が込められています。

もちろん、日本でも番組を観ることができます。

全編英語で紹介されていますが、インタビューは日本語で話しているので、内容は理解できると思います。

www3.nhk.or.jp 

~第1日目~  

最初は、作業風景からの撮影です。

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お役目がおわったおみくじを水に浸して、クラッシュして繊維を細かくしたのちに和紙の元とミックスして道具の簀桁(すげた)を使って和紙を作るまでの一連を撮影しました。
これまた余談ですが、番組内で漉く道具の「簀桁(すげた)」を「簀の子」と説明されていましたが、漢字は同じでも商品がまったく違います。

せめてお寿司を作る際などに使う「巻き簀」の方が似ていたのですが…。(;^_^A

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撮影は、ゴールデンウィーク過ぎだったのでまだ緊急事態宣言が発令中でした。

よって、少人数のスタッフで、ショップも間隔を開けるためにお休みして衝立をはずして空間を広くして撮影しました。

撮影あるあるですが、今回も3分間クッキングスタイルです。

途中まで作業しているシーンを撮影して、次には事前に準備した完成品を紹介するので、撮影に入る前までの下準備がちょっとバタバタでした。

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和紙作りには9割下準備に費やすため、この頃は毎日バタバタでした。

また、おみくじをカットしているシーンは、石巻の内職ママさん達に写真を撮ってもらったものを放送で使って頂きました。

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またまた余談ですが、番組内では、カッティングチームと紹介されていましたが、おみくじのカットだけでなく水引結びや和紙巾着の下準備などオールマイティーに作業をお願いしています。

明日はロケの予定ですが、雨の予報が出ています。

なんとか大雨にならないことを祈るばかりです。

~2日目~ 

予報通り、どんよりしたお天気でした…。

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2日目は、隅田川をバックにインタビューと浅草神社に行ってお役目が終わったおみくじを頂くシーンの撮影です。

雷門を通って浅草神社に向かうシーンも撮影なのですが、緊急事態宣言発令中でしかも飲酒自粛もあって、ほぼ店は閉まって歩いている人もまばらな閑散とした中を歩かなければならなかったので、そこはちょっと苦労しました。

(賑わいを見せたかったようで、わざと開いているお店に近づきながら歩いていきました)

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浅草神社では、宮司である土師さまもご出演頂き、おみくじや浅草の歴史などをお話居ていただきました。

余談ですが、この時に頂いたおみくじは現在、石巻の内職ママさん達にカットして頂いています。

毎回けっこうな量を頂くので、なかなか使い切りません(;^_^A
だんだん、ぽつぽつの雨が降り出したなかでも撮影していたのですが、結局ザーザー降りとなって残った撮影は翌日に繰り越しとなりました。 

~3日目~

昨日と打って変わって快晴!

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残っていたシーンから撮影が始まりました。
(昔、和紙作り職人たちが住んでいたエリアを紹介するところです)

歩いている人も昨日より多かったので、昨日の撮り直しも少し撮り直したのですが、使われていませんでしたね…。

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ロケからまたショップに戻ってきて、今度は鞄作りの撮影です。

籠におみくじ入りの和紙を貼って、色を塗るまでを撮影しました。

同じく3分間クッキングスタイルなので、こちらも準備を用意しておきました。

他にも水引や和紙茶についても併せて撮りました。

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大事な大事な原料についても撮影していただきました。

ありとあらゆるものを目いっぱい撮影していただき、無事に撮りきることができたようです。 

~番組を観て~

6/11から放送がスタートしました。

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作業風景もスローモーションのシーンもあったり、インタビューシーンもあり、おみくじの紹介シーンもあって、内容てんこ盛りの15分番組だったと思います。

ところどころツッコミが入る部分もありましたが、全体的に伝えたかったことが紹介されていたと思います。

「Dear Kaho, I saw the program on Nhk Tv. It's so beautifull! It moved me
deeply and I'm happy with my love for Japan and for the many
relationships that in those years have allowed me to get in touch with
the "soul" of this wonderful country.」

イタリアで日本の商品を販売しているショップのマダムからの感想です。

当方の商品も置いていただいているお客様でもあります。

実際番組内で紹介された籠バッグがこのマダムのお店にて販売されるので、よいアピールになったと思います。

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撮影の際に途中まで色を塗っていた和紙籠バッグも現在仕上げている段階でもうすぐ完成します。

今後も各国で興味を持っていただけるように今回の番組を紹介しながら伝えたい想いなどをのせて紹介していきます。

 

またまた余談ですが、撮影に関して3日間同じ格好でお願いしますと言われておりました…。

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もちろん中に着ているTシャツやパンツは変えてましたよ。


   

#Omikuji #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #bag #recycling

 

 

 

実家の梅を入れてスイーツのような新作和紙を作ってみました。

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

6月5日放送された日テレ「ぶらり途中下車の旅」に出演させていただきました!

見逃してしまった方もhuruなどで視聴することができるのでぜひご覧くださいませ。

放送内では、廃棄寸前の野菜入り和紙を紹介させていただきました。 

放送終了後、真っ先に連絡がきたのは家族でした。

第一声が、「よそんちの野菜を何とかする前にうち(実家)の梅をなんとかしろ」

ということでどんっと梅の実が送られてきました。

どうやって和紙にするかの工程をご紹介します。 


 

~実家の梅~

ぶらり途中下車の旅」の撮影エピソードの紹介はこちらをご覧ください。

www.tokyowashi.com廃棄する野菜や果物をつかって新たな和紙を作っています。

そこで、実家から梅の実が送られてきました。

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 実家の梅の木は約60年以上も経つ老木です。

それでも毎年たわわに大きな梅の実がなります。

そして、収穫する前に落ちてしまう梅の実もたくさんあって家族も毎年困っていたそうです。

そこでテレビをみてこれだとおもって連絡してきたそうです。(;^_^A

とはいうものの、私自身もどうすればよいか途方に暮れてしばらく放置してしまいました。

いままで作っていた野菜入り和紙の製法とは少々変える必要があります。

色はなかなか染まりにくいですが、香りは残したいと思い種以外はすべて和紙に使用することにしました。

~まずは梅の処理~  

梅の実の皮は固いので、果肉と皮にまず分けて先に種がついた状態で煮ることにしました。

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こうやってみるとまるでコンポートでも作っているように見えますが、れっきとした和紙作りの一環です。

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皮は固く、包丁だけでは細かくできなかったのでミキサーを使って細かくしました。

こちらは後から煮ていきます。

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約20分位煮ると果肉がやわらかくなるので種をとって軽くつぶします。

だいぶ甘い香りが充満していますよ。

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写真を見るとまるでカレーを作っているように見えますが、和紙作りをしています。

果肉と皮を入れて再度煮ていきます。

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和紙の原料でもある楮(こうぞ)の白い繊維を入れて色や香りなどをなじませていきます。

この後、冷やしながら染み込ませていきます。

この状態ではかなり色が染まっているように見えますが、実際に漉くと変わるので加減がいつも判断が困ります…。 

~いよいよ漉(す)き作業~ 

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舟に大量の水を入れると色はかなり白くなりますね。

ただし、かなり果肉は目立っています。

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実際に漉いてみると、果肉の塊が目立ちます。

もう少しつぶす必要がありました。

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こうやってみるとよくわかります。
水を入れる前にもう少しつぶしておく必要がありました…。

かなりアピールが強いですね。

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板に干してみるとかなりボコボコしているのが分かります…。

和紙原料と果肉の配分もちょっと間違えてしまった気が…。

次回制作するときはもうすこし加減することとします。

香りはずっと残っていましたので、乾燥しても残ることを願います。 

~完成~

乾燥してみるとよい感じに作れたようにも思えるのは私だけでしょうか…。

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でもやっぱりもう少し果肉は細かくする必要がありますね。

ほんのり甘酸っぱい香りは残っているので、どこまで残るかが気になります。

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ちょうど、A4サイズでの野菜入り和紙の制作依頼があったので、そこに間に合わせることができました。

(ちなみに左から梅、ほうれん草、ぶどう、赤ピーマンの4種あります)

ポストカードはネットショップでも販売中です。

shop.thewashi.tokyo

是非、お便りや小さくカットしてギフトカードなどに使っていただけると嬉しいです。

他にもこんな野菜で和紙を作ってほしいなどリクエストありましたら是非お問い合わせください。

(現在、ねぎ入り和紙を制作中)

また、ショップではA4、A5サイズの梅入り和紙も販売していますので、ぜひお立ち寄りいただけましたらうれしいです。

野菜入り和紙で作った小物も今後も増やしていく予定です。

バリエーション豊富な和紙商品を取り揃えていきたいと考えていますので、ぜひ今後もチェックいただけますと幸いです。

 

動画でも紹介しています。


www.youtube.com



   

#Vegetables #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #plum #recycling

 

 

 

幼稚園児に和紙作りを教えに行ったら大喜びでした!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

約1年ちょっとぶりに学校さまからの和紙作り体験のご依頼を頂きました。

今回は、初の幼稚園です。

今までと違って、職人の漉(す)く作業を園児に見てもらうというのがテーマでした。

イベントなどで教えたことはあるのですが、集中力が続かずいかに興味を持たせるかが苦労しました。

今回はハラハラドキドキでした。

さて、どんな反応だったかもご紹介していきます。

 


 

~常盤平幼稚園からのご依頼~

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千葉県松戸市にある幼稚園です。

詳細はこちら http://tokiwadaira-yochien.com/

5歳児クラスで開催されました。

先生からは、「一から子供たちと一緒に紙作りを楽しみたい」とのことでした。

開催するにあたって下見と打ち合わせに学園に伺いました。

 

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以前から和紙作りはしていたそうなので、園児たちもどんな植物かどうやって作るかはある程度知識はあるそうです。

園庭には立派な桑の木もあって、桑でも和紙を作ってみたいとのこと。

今回、別の桑の木が病気になってしまったので、刈り取り時期ではないのですが伐採したものがありました。

こちらの下準備はこちらが用意することにしました。

刈り取り、皮むき、叩きなどはすでに体験済ということで、職人が漉(す)くところを園児たちや先生も見て、今後自分たちで和紙が作れるようになりたいということでした。

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道具などもすでに手作りのものが用意されているので、当日は原料や給水タオルくらいで軽装で伺うことになりました。

原料を刈り取って皮を剥いた後に煮熟(しゃじゅく)といってソーダ灰を入れて何時間が煮るのですが、うまくいかない様子だったので細かい部分も説明しました。
 

~当日~  

当日は快晴で、園児たちも休みの子がいないということでラッキーでした。

午前中に開催したのですが、クラスに着いたときにお母さん方から「子供たちがとっても楽しみにしていました」というお声をいくつも頂きました。

大人になってもよい体験をしたと思っていただけるようにせねば。

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 いざ子供たちにじっと見られながら準備に取り掛かります。

今回は、漉き、圧搾、干しの3工程なので、それぞれにテーブルで島を作って準備をしました。

知らないおばちゃんが来て、見たことのない道具がいくつも出てくるので子供たちからの質問の嵐。

「どこから来たの?」

「何するの?」

「この白いのは何?」などなど聞き取れる質問には答えられたのですが、宇宙語のようなものには笑って過ごしていました(;^_^A

この学校の園児たちは正体不明なものにも興味をもって触ろうとする子供たちが多かったです。

たまにイベントなどで体験する小さな子供の中には、親御さんの後ろに隠れてしまったり水に中に手を入れるのを怖がる子もいるので、物怖じしない子供たちだなと率直に感じました。

 

~いよいよスタート~

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先生の説明や紹介があって、いよいよ私からの説明と実演がスタートです。

園庭には原料となる桑や近くには楮(こうぞ)の木もあるので、原料の紹介は簡単にしました。

そして、トロロアオイは野菜でもあって大きな花を咲かせたり、オクラのような実がなったり、食べれたりすることを紹介しました。

また、トロロアオイの根っこの粘りも見せてとっても喜んでいました。

そして、実際に私が漉いて、給水タオルなどで挟んで圧搾して板に干すまでを紹介しました。

この時は、こちらで用意した楮(こうぞ)を原料にしたものを漉きました。

ただ、紹介だけでは園児たちは飽きてしまうので、数名ですが実際に和紙を漉いてもらうことにしました。

先生方とも相談して、6月生まれの子供たちだけ特別ということで体験頂きました。

(他の子供たちは後日全員和紙漉きは体験するそうです)

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漉いている最中は、写真が撮れないので道具を持った姿をパチリ。

(親御さんと先生方の許可を頂き、掲載させて頂いています)

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背が小さい子には踏み台に乗ってもらって漉いてもらいました。

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女の子たちは、みんなの前で体験するのでちょっと恥ずかしそうでした。

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残念ながら私自身、この道具に慣れていなくて園児たちの和紙はちょっと空気が入って波ができてしまいました。

自分で漉くのとサポートするのでは加減が違いますね。

私自身ももっと修行せねばでした。

4人漉いた後は給水タオルや板に挟んで圧搾します。

この作業は、漉いていない他の園児も入って全員で押してもらうことにしました。

体験できなかった子たちは一目散に並び始めました。

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小さな手で一生懸命押していきます。

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端の方だけ押す子もいたので、中心を押すように促していきました。

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全体重をかけて長く押す子もいました。

圧搾した和紙を今度は先生方に干して頂きました。

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自分たちで和紙作りをする際に一つ一つの作業を覚える必要がありますから、練習もかねて板に干していきます。

次に園庭にある桑を原料にした和紙を漉いていきます。

こちらは量が少なかったので、小さなバケツにこちらが用意した葉書サイズの道具で漉きます。

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今度は先生方に漉いて頂きました。

園児の際は私がサポートしましたが、先生方には説明だけで一人で漉いて頂きました。

成長期の桑の木を刈り取って原料にしたため、通常の楮の繊維の長さがなく、粉っぽい状態になってしまったので、すくったらそのまま細かく揺らして水を切る感じでした。

こちらも先生方に干して頂きました。

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当日はちょっと風が弱かったのですが、晴れていたので窓の近くで干していたら、薄い部分はすでに乾いていました。

和紙作りには天気が重要なので、とても助かりました。

最後に園児たちがみんなで歌を歌ってくれて体験は終了しました。

~最後に~

準備から和紙漉き、片付けまで終始園児たちは興味を持って頂けたことは紹介する立場にとってはとてもありがたく、うれしい出来事でした。

大人になっても和紙が身近に感じてもらえるようになってくれることを願うばかりです。

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先生から完成した和紙の写真を送ってくれました。

キレイに板から剥がすことができたそうで安堵しました。

今度は、先生方と園児たちで楽しい和紙作りができるように遠くから応援したいと思います。

ポイントなどは伝えているので、どんな和紙が完成するかが楽しみです。

余談ですが、一番苦労したのは水道場でした。

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もちろん、園児用なので背が低いため水汲みや水捨てなどは腰に負担がかかりました。

私自身も体力作りをしなければと思うひと時でした。



   

#Papermaking #Washi #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional #Workshop

 

 

 

ぶらり途中下車の旅に「和紙ラボTOKYO」が出演しました!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

6月5日放送された日テレ「ぶらり途中下車の旅」に出演させていただきました!

テレビ出演は今回で2回目です。

ご覧になった方はいらっしゃいますか?

見逃してしまった方もhuruやTVerなどで視聴することができるのでぜひご覧くださいませ。

放送内では、廃棄寸前の野菜入り和紙を紹介させていただきました。

日本テレビが「GOOD FOR THE PLANET」キャンペーン中だったので、テーマにあった和紙にスポットが当たりました。

さて、撮影までの準備エピソードや放映後の反応などもご紹介させていただきます。

 


 

蔵前駅での紹介~

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今回は、大江戸線特集でした。

ショップ「和紙ラボTOKYO」の最寄り駅は新御徒町駅なのですが、一つ前に紹介されたお店が蔵前駅だったのでそのまま紹介されました。

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見事な猫背です(;^_^A

手を前で組んでおけばよかったと後悔…。

撮影が平日の夕方からでした。

大雨の予報でしたが、奇跡的に止んで全員安堵でした。

いつもテレビや雑誌などの取材依頼が来た際は撮影している風景を撮らせていただきたいとお願いしております。

今回は、「僕たちは透明人間となっているのでNGとさせてください」とのことでした。

この番組はナレーションの小日向さんと旅人の掛け合いという流れがあるためだそうです。

また、撮影当日まで誰がいらしゃるかも教えていただけませんでした。(女性とだけ)

えっと…、ぶらりとタイトルには入っていますがきっちりロケハンして打ち合わせして撮影してますよ(;^_^A

準備もありますからね。

今回は、「GOOD FOR THE PLANET」キャンペーンのため、環境によいものがテーマとなっていました。

そこで、廃棄されるものを和紙にミックスして新たな和紙「平成ASAKUSA和紙」を紹介されることになりました。

ただし、お役目が終わったおみくじはNGとのことなので、廃棄寸前の野菜が入った和紙を中心に進めることになりました。

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ちょうど左手が腱鞘炎になっていたのでサポーターをしていたのですが、撮影の際に外すのを忘れてそのまま映ってしまいました。

実は野菜入り和紙作りはちょっとひと段落ついてしまっていたので、撮影のために急遽作らなければなりませんでした。

スタッフの方から野菜のリクエストをいくつかいただいていましたが、廃棄寸前の野菜が何があるかで変わるので、手に入るものを提示されて頂きました。

~野菜入り和紙~  

テレビ映りとして色が濃い方が見栄えが良いと思い、赤ピーマン、ほうれん草、ぶどうで繊維が面白いのではないかと思い、パイナップルも加えました。

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お話を頂いて撮影まで時間があまりなかったので、一気に作る必要がありました。

ショップが休みである日曜日や営業終わってからの夜に下準備をする日々が続きます。

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野菜入り和紙は色落ちしないために日陰で風通しのよい状態で乾燥させます。

ただ、この時期は雨の日々が続いたので、間に合うかヒヤヒヤしてました…。

なんとか前日に乾いて無事に撮影に臨めました。 

撮影では、ショップ前で育てている和紙の原料「楮(こうぞ)」や和紙作りに大事な「トロロアオイ」も実際に見せながら紹介していたのですが、カットでしたね。

水引の紹介もしましたが、こちらもカットでした…。 

~放送後の反応~

ありがたいことにいろんな人から「観たよ」と連絡を頂きました。

放送後の一発目に連絡してきたのは、姉でした。

(一応、出演することは兄姉には知らせていました)

「ちょっと、廃棄する野菜で和紙作っているんだったら、実家の庭に生えている大量の梅の実で作りなさいよ!」でした(;^_^A

ということで、次の新作の野菜?が決まりました。

梅の実(青梅が熟したもの)はどうなるのかがイメージできていませんが…。

他にも、近所に住んでいらっしゃる方々が「近所に住んでいるのにこんなお店があったなんて知らなかった」と何人も来店頂きました。

また、紹介はなかったけどちらっと映った水引についてお問い合わせ頂き、ご来店頂いたマダムもいらっしゃいました。

当ショップは飲食店ではないので、あまり反応はないだろうと思っていたのですがやはり民放は強いですね。

ちなみに、野菜入り和紙はショップだけでなくネットショップでも販売しています。

shop.thewashi.tokyo

shop.thewashi.tokyo

うっかり放送前に全部ネットショップにアップする予定でしたが、テレビで特に紹介されていた赤ピーマンとほうれん草入り和紙は間に合わず放送後にアップしました。

他にもぶどう(2色)、パイナップル、茄子なども販売しています。

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ただ、ショップと連動しているためそちらで売れてしまうと購入できませんのであらかじめご了承ください。

~最後に~

実は、撮影には間に合わなかったのですがパイナップル入り和紙で作ったコインケースが完成しました。

shop.thewashi.tokyo

ポストカードだけでは、活用できない方もいらっしゃるのではと思い、なんとか放送日までに間に合わえようと一つだけですが、完成しました。

今後も野菜入り和紙で小物も作っていく予定です。

見逃してしまった方もhuruやTVerで視聴することができます。

和紙ラボTOKYOの登場は38分頃からです。

現在、農家さんからも野菜入り和紙に関してお問い合わせをいただいています。

また、商品だけでなくいろんなワークショップにも興味があるというお声も頂きました。

ショップは、換気や消毒を徹底し、ご来店頂いた皆様には手指消毒をお願いしております。

少人数ならばワークショップも開催しております。

和紙作りや水引結びなどショップでの開催やオンラインでの開催もしておりますので、お気軽に問い合わせいただければ幸いです。

今後も気になるお店として皆さんに知って頂けるように存在をアピールしていきたいと思います。

   

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