手漉き和紙作りに大事なトロロアオイの整備

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先月、和紙の原料である楮(こうぞ)を整備しました。

和紙作りにはもう一つ大事な植物があります。

それはトロロアオイという名で、こちらも整備が必要です。

来月後半には種まきが待っているので、早いうちにスペースを確保しなければです。

どんな風に整備したかをご紹介します。


 

~念のためご紹介~

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、再度ご案内。

東京都台東区御徒町に当店「和紙ラボTOKYO」がございます。

ショップ兼工房となっていて、和紙を作りながら和紙商品や水引を販売をしております。

そして、和紙の原料もショップの前でほんの少しですが栽培しています。

詳細はこちらをご覧ください。


和紙ラボTOKYOの手すき和紙製造過程

 畑や山で栽培しているものよりも小さめですが、それでも約3mも超える枝っぷりです。

そこまで成長させるにはやはり大きめのプランターで育てる必要があります。

小さめのプランターで育てていた楮をまず大きめなプランターに移動します。

詳細はこちら

www.tokyowashi.com

  

残っていた楮(こうぞ)を整備

 

トロロアオイの前に残っていた楮(こうぞ)の整備をします。

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現在、左側のプランターで育てていたのを右側のスペースが大きいものに移動します。

やはり根っこが伸び伸びした状態だと上に伸びる幹も大きくなります。

基本的に、楮(こうぞ)は3年以上成長させないと和紙にすることはできません。

和紙は、楮などの木の皮から作られています。

すでに3年は経過したので、移植します。

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 他にも小さかった楮(こうぞ)を移植し、今年の春に向けて準備万端です。

新芽が楽しみです。

 

トロロアオイの移植~

 

楮(こうぞ)だけでなく、トロロアオイも和紙作りには大事な植物です。

詳しくはこちら

thewashi.tokyo

www.tokyowashi.com

ショップ前には昨年中途半端に芽が出てしまったものと花や実を咲かせていた状態のものがそのまま放置しておりました。

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見栄えも悪い状態をそのまましてしまってすいませんでした…。

きちんと手入れを忘れないようにせねば。

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土の状態がよいとすでに新芽が出始めているので早速作業に取り掛かります。

基本的に、トロロアオイは1年で育てたものを和紙作りには使用します。

4月後半から遅くとも6月までに種まきをして双葉を発芽させます。

ただ、そのまま越冬して生き残っているものは成長が早くすぐに芽吹いているので、花や実を育てるにはたくさん収穫できてよいです。

今回は、約半分が越冬できたようなので、移植していきます。

まずは、根をメインに育てるものと花や実を育てるものと分けます。

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 栄養分が高い土だと中途半端な時期に発芽してしまったものでも約25cmくらい根がすでに伸びています。

まだまだ細いのでこれを今年は太らせていきます。

よって、高さのあるプランターに移動します。

他にも、花などの観賞用のものや、まだまだ芽が小さいものは大きめのプランターに移植し、様子を見て再度高さのあるプランターに移動させていきます。

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移植完了!

1つ成長できるかどうか危ういものがあったので、少し小さめのプランターに移植して様子をみます。

さらに来月種まきをして根をメインに育てるトロロアオイを増やします。

大きなプランター以外は100均ショップで購入したものです。

土も同様をミックスして使用しています。

畑がなくても、大きなベランダがなくても育てることができます。

和紙作りには根をメインに育てますが、野菜として花や実を食すことができます。

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花びらは酢漬けしたりそのままサラダとして食べれます。

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実はオクラのような形状で、味や触感、粘りも同じです。

春に種を植えて夏には収穫ができるので、ぜひ今年チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また大きく成長してくれることを願うばかりです。


   

#kozo #Washi #Abelmoschus manihot #WashilaboTOKYO

 

 

 

再生した和紙でショップを桜満開にしてみよう!

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先日、余ったり端だけしかない和紙をまた新たな和紙に再生しました。

ショップを飾り付けるための和紙を作るためです。

春がもうそこまで近づいているので、華やかな飾りを作りたいと思った次第です。

春といえば、桜!

桜をたくさん作ってショップドアを飾ってみました。

どんな風に飾られたかをご紹介します。


 

~再生和紙の制作工程~

 

まずは、再生和紙と作っている風景の動画を紹介します。


余った和紙を新たな和紙へ再生!

記事でも紹介していますよ。

thewashi.tokyo

ちょっと失敗してしまいましたが、和紙の繊維が感じられる仕上がりになりました。

この和紙を使って飾り付けしていきます。

   

~桜の花びらをカット~

 

今回のテーマは、「春・桜」です。

まずは、和紙を正方形に切っていきます。

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いくつかサイズを変えてカット!

これを桜の花の形にカットしていきます。

切り方はネットを参考にしながらトライしてみました。

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ピンクの濃淡が華やかな桜の花びらにピッタリですね。

切り方もいろいろ変えてバリエーションを増やしながらどんどん切っていきます。

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すべての再生和紙で切ってみました。

今回の飾りには、春の鳥でもあるつばめもカット。

こちらも前に和紙かばんを作ったときにプリントして余ったものを使用します。

  

~いよいよ飾り付け~

 

いよいよ切った和紙をショップのドアに飾り付けていきます。

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雨が降っても問題ないようにショップの内側に貼っていきます。

貼る糊は、こんにゃく糊を使用しました。

和紙作りには必須な糊なのです。

以前、スティック糊で貼り付けたら剥がす際にドロドロになってめちゃめちゃ時間がかかったので却下しました。

貼るときも剥がすときもするっと作業できる糊を選んでくださいね。

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外から絵柄がわかるように表面に糊をつけて貼っていきます。

窓のワイヤー格子が気になるのですが、防犯、震災防止などのために必須なので一瞬我慢してみてください。

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内側からみるとこんな感じで飾りました。

たくさん飾り付けてしまうと外の人が店内の様子を見ることができないため、

ほどほどにしています。

 

~外から完成した状態を見よう~

  

外からどんな風な仕上がりになるかを確認してみましょう。

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左側のドアです。

こちらの面には、看板があるのでバランスを見ながら位置を決めました。

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右側のドアです。

こちらには、商品を見ていただきたいので邪魔にならないように貼りました。

いかがでしょうか?

 制作過程の動画も作ってみました!


再生した手すき和紙で桜を作って飾ってみよう!

  

~また余りの和紙が出ました~

 

 正方形に切った和紙を桜の形に切ったので、またまた余りや端の和紙がでました。

これもまた再利用します。

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今度は、細かくカットして、和紙を漉いた際の飾りに使用したり、

また水に漬けて繊維に戻してお描き用の色和紙として使用します。

最後の最後まで使いきるようにしていますよ。

今回は、春バージョンでしたが今後も四季やイベントに合わせて和紙で飾り付けをしていきますので、ぜひ、コロナが落ち着いたら遊びにいらしてください。

昼間もよいのですが、夜になると外が暗いので、和紙の色合いがきれいに出てこれまた綺麗ですよ。

(ショップ内から見たほうがGood) 

 

和紙作りや再生和紙などにご興味あるかたはこちらからお問い合わせくださいませ。

shop.thewashi.tokyo


  

#cherry blossoms #papermaking #Washi # #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

#recyclingpaper 

 

 

今回のミッションは鮮やかな野菜入り手漉き和紙を作ること

*こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

最近、テーマとなっている野菜入り和紙作り。

廃棄寸前の野菜を新たに和紙にして役目をはたしてもらおうと思い、

実験を繰り返しながら作っています。

前回、すだち入り和紙が香りを残すことができたので、

今回は、鮮やかな野菜色が残った和紙を作ってみようと試行錯誤しました。

どんな風に作ったかをご紹介します。


 

~香り残すすだち入り和紙~

 

まずは、香りを残したすだち入り和紙の動画を紹介します。


リベンジ!すだち入り和紙作りに再挑戦! 

今回の野菜入り和紙もほとんど同じ作業をします。

  

青菜(ターサイ)でチャレンジ

 

今回の野菜はターサイを使います。

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今回も廃棄寸前の見切り品を使用します。

外側の葉は黄色になっていましたが、まだまだ濃い緑色をしているのでこれでチャレンジします。

テーマは、「色」なので濃い色の野菜を選びました。 

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アルカリ性の水で煮ていきます。

和紙作りでいうと「煮熟(しゃじゅく)」という作業にあたります。

余計な成分をなくして繊維だけを残すようにする作業になります。

いままでは、かなり煮込んで色まで抜けてしまっていたので今回は短時間で鮮やかな緑色を残すようにしました。

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今度は、繊維を壊して細かくするため叩きます。

和紙作りでも「打解(だかい)」の作業になります。

ここでちょっと失敗しました。

漉いた後に気づいたのですが、叩いただけでは繊維が長すぎたのでここの時点でハサミでカットしたほうがよかったです。

葉の緑色の部分も細かくしていきます。

次は、媒染作業です。

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色が抜けないようにみょうばん水で色止めします。

ここは、草木染の方法を参考にしました。

1時間くらいかきまぜながらまんべんなく浸かるようにします。

そのあと、洗うのですが、そのまま緑色が残ったのでちょっと一安心です。

また、すすいだ時の水もかなり緑色が残っていたのでこれも漉く際に使用することにしました。
 

いよいよ和紙漉き

 

いよいよ和紙を漉いていきます。

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和紙のもとは白いのですが、緑色の水と野菜でいい具合です。
実は、この実験の前にすだちでも色を染めることができないかと実験しました。

すだちの皮だけでなく、和紙のもとも併せて煮てみました。

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しかし、漉いて乾燥させてみると色もまったく出ていないし繊維がぼそぼそとしてしまったので、和紙のもとはそのまま白いものを使用することにしました。

もしかしたら乾燥させたところから野菜の煮汁にしみこませると染まるかもしれませんね。 

f:id:tokyowashi:20210305175641p:plain

実際漉いてみるといい具合に緑色になっています。

乾いていない状態では「和紙」とは呼ばないのです。

湿っているので「湿紙(しとがみ)」といいます。

今時点ではかなり満足のいく色合いです。

ただし、乾燥させると色合いが薄くなるのは承知しているので、どれくらい色が残るかが気になります。

乾燥は、自然で干していきます。

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 翌日の朝、チェックしてみるとすでに乾燥していました。

色合いも十分に緑色が残っています。

香りもお茶のようなさわやかな香りがしますよ。

葉のえぐみは感じられませんでした。

野菜の繊維もきちんと見えるのでわりと満足いく出来栄えでした。

一連の制作手順を動画にもまとめました。


実験!綺麗な野菜色の和紙を作ろう!

 

~最後に

 

厚みのある和紙だけでなく、薄い和紙も漉いてみましたが問題なく色も香りも野菜の繊維も残っていました。

この和紙を使って何を作っていくかが今後の課題となります。

また、他の野菜や果実を使って別の色にも挑戦したいと思います。

草木染の勉強も必要と改めて感じました。

どんどん和紙を「ラボ」していきたいと思います。

タイミングがよければ、和紙作りワークショップで野菜入り和紙を作ることができますよ。

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 リクエストを言っていただければ、対応できるように調整してみようと思います。

和紙作りにご興味あるかたはこちらからお申込みください

shop.thewashi.tokyo



   

#papermaking #Washi #Vegetables #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

 

 

 

今回のミッションは鮮やかな野菜入り手漉き和紙を作ること

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

最近、テーマとなっている野菜入り和紙作り。

廃棄寸前の野菜を新たに和紙にして役目をはたしてもらおうと思い、

実験を繰り返しながら作っています。

前回、すだち入り和紙が香りを残すことができたので、

今回は、鮮やかな野菜色が残った和紙を作ってみようと試行錯誤しました。

どんな風に作ったかをご紹介します。


 

~香り残すすだち入り和紙~

 

まずは、香りを残したすだち入り和紙の動画を紹介します。


リベンジ!すだち入り和紙作りに再挑戦!

今回の野菜入り和紙もほとんど同じ作業をします。

   

青菜(ターサイ)でチャレンジ

 

今回の野菜はターサイを使います。

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今回も廃棄寸前の見切り品を使用します。

外側の葉は黄色になっていましたが、まだまだ濃い緑色をしているのでこれでチャレンジします。

テーマは、「色」なので濃い色の野菜を選びました。

f:id:tokyowashi:20210305174611p:plain

アルカリ性の水で煮ていきます。

和紙作りでいうと「煮熟(しゃじゅく)」という作業にあたります。

余計な成分をなくして繊維だけを残すようにする作業になります。

いままでは、かなり煮込んで色まで抜けてしまっていたので今回は短時間で鮮やかな緑色を残すようにしました。

f:id:tokyowashi:20210305174801p:plain

今度は、繊維を壊して細かくするため叩きます。

和紙作りでも「打解(だかい)」の作業になります。

ここでちょっと失敗しました。

漉いた後に気づいたのですが、叩いただけでは繊維が長すぎたのでここの時点でハサミでカットしたほうがよかったです。

葉の緑色の部分も細かくしていきます。

次は、媒染作業です。

f:id:tokyowashi:20210305175033p:plain

色が抜けないようにみょうばん水で色止めします。

ここは、草木染の方法を参考にしました。

1時間くらいかきまぜながらまんべんなく浸かるようにします。

そのあと、洗うのですが、そのまま緑色が残ったのでちょっと一安心です。

また、すすいだ時の水もかなり緑色が残っていたのでこれも漉く際に使用することにしました。
 

いよいよ和紙漉き

 

いよいよ和紙を漉いていきます。

f:id:tokyowashi:20210305175321p:plain

和紙のもとは白いのですが、緑色の水と野菜でいい具合です。
実は、この実験の前にすだちでも色を染めることができないかと実験しました。

すだちの皮だけでなく、和紙のもとも併せて煮てみました。

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しかし、漉いて乾燥させてみると色もまったく出ていないし繊維がぼそぼそとしてしまったので、和紙のもとはそのまま白いものを使用することにしました。

もしかしたら乾燥させたところから野菜の煮汁にしみこませると染まるかもしれませんね。 

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実際漉いてみるといい具合に緑色になっています。
乾いていない状態では「和紙」とは呼ばないのです。

湿っているので「湿紙(しとがみ)」といいます。

今時点ではかなり満足のいく色合いです。

ただし、乾燥させると色合いが薄くなるのは承知しているので、どれくらい色が残るかが気になります。

乾燥は、自然で干していきます。

f:id:tokyowashi:20210305175904p:plain

 翌日の朝、チェックしてみるとすでに乾燥していました。

色合いも十分に緑色が残っています。

香りもお茶のようなさわやかな香りがしますよ。

葉のえぐみは感じられませんでした。

野菜の繊維もきちんと見えるのでわりと満足いく出来栄えでした。

一連の制作手順を動画にもまとめました。


実験!綺麗な野菜色の和紙を作ろう!

  

~最後に

 

厚みのある和紙だけでなく、薄い和紙も漉いてみましたが問題なく色も香りも野菜の繊維も残っていました。

この和紙を使って何を作っていくかが今後の課題となります。

また、他の野菜や果実を使って別の色にも挑戦したいと思います。

草木染の勉強も必要と改めて感じました。

どんどん和紙を「ラボ」していきたいと思います。

タイミングがよければ、和紙作りワークショップで野菜入り和紙を作ることができますよ。

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リクエストを言っていただければ、対応できるように調整してみようと思います。

和紙作りにご興味あるかたはこちらからお申込みください

shop.thewashi.tokyo



   

#papermaking #Washi #Vegetables #WashilaboTOKYO #handmade #Traditional

 

 

 

リピートさまの和紙作りワークショップ開催

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先週、ショップにて和紙作りワークショップを開催しました。

前回も参加頂いた方がリピートしてご参加いただきました。

2回目なので、内容も変えております。

和紙漉(す)きを中心として、いろんな和紙を作っていただきました。

どんな手すき和紙を作っていただいたかをご紹介します。


 

~復習もかねて~

 

今回もご参加いただいた方は、書家アーティストの粋雪さんです。

粋雪さんのInstaglam

https://www.instagram.com/yuuuukinaitou/

前回は初めてということもあって、和紙の下準備である原料作りから体験いただきました。

今回は、ご希望もあって和紙漉(す)きを中心とした内容にしました。

ただ「和紙を漉(す)く」と一言で書いてもいろんな方法や和紙の種類を作ることができるので、さまざまな和紙を作っていただくことにしました。

まずは、前回の復習もかねて無地の和紙を漉いていただきました。

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コロナ渦中でもあるので、私はサポートできません。

最初から最後までおひとりで作っていただきます。

2回目ということもあってとてもスムーズに和紙を漉いていらっしゃいます。

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今回は、当ショップで用意したものを使って和紙を綺麗に仕上げていただいています。

和紙をこよってつくった紐を使って飾っていらっしゃいます。

ご自分では「おとなしくなってしまった」とおっしゃっていましたが、濡れている状態と乾いた状態では雰囲気が変わるので、次回に向けての課題になったかもしれなせん。

 

野菜入り和紙にチャレンジ

 

前回は、すだち入りの和紙を作っていただきました。

今回は、きれいな緑色の和紙を作っていただこうと青菜入りの和紙を漉いていただきました。

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こちらには、フランスで頂いたドライフラワーを中心に飾られています。

鮮やかな緑色の下地和紙にカラフルな花びらがどんどん飾られていきます。

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ワークショップでは、機械を使って乾燥するため地色の緑色が自然に乾燥させた和紙よりも色が抜けていますが、それでも温かみある緑色の和紙が出来上がりました。

立体的なドライフラワーもしっかり残っていて安堵しました。
 

新しい試みの薄い和紙作りにチャレンジ

 

基本的に、初めて和紙作りワークショップでは、厚みのある和紙(葉書くらい)を作っていただきます。

今回は2回目のご参加でもあるので、薄い和紙にもチャレンジいただきました。

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専用の道具を使用しないで作っていただきます。

この方法は、オンラインでの和紙作りワークショップでも作れます。

オンラインのワークショップにも興味を持たれていたので、せっかくならばここで作っていただくことにしました。

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こちらでも色がついた手すき和紙を作っていただきます。

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ポイントとしては、ゆすりながら和紙のもとを流し込んでいきます。

両手が違う動作をしなければならないので、最初は戸惑われていましたが、だんだんに上手に作れていきました。

乾燥もオンラインと同様にアイロンでご自分で乾かしていただきました。

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ポイントは、アイロンを押しながら乾かしていくことですよ。

最初の2枚は、量が少なくとても薄い和紙になってしまったので、原料も残っていたので最後にもう1枚作っていただきました。

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最後の1枚は、分量などもだんだん理解してきてスムーズに作っていかれました。

今回は2色と無地の3色で和紙を作っていただきましたが、今後はいろんな色を用意したいと思います。

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和紙の繊維がしっかり見えるアートな作品が完成しました。

薄いながらかもそれなりの厚みがあってしっかりした出来栄えです。

どんな風に作品に活かしていただくかとても楽しみです。

 

 ~最後に~

 

繰り返しワークショップにご参加いただけてとてもうれしいです。

和紙の魅力がいろんな人に伝わっていただけて今後の励みにもなります。

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参加者さまのアンケートです。

アーティストさんでもいらっしゃるので、和紙を通じていろんなイマジネーションが広がって作品の幅が広がることを応援しております。

今回のワークショップでは、主催者側としても初めての試みをいくつかさせていただきました。

その一つ一つに関心をもって楽しんで和紙に触れていただけるように今後も手漉き和紙を「ラボ」していきたいと思っています。

ショップでのワークショップも少人数で、検温と手指消毒をしていただきながら

開催しております。

詳細はこちら

shop.thewashi.tokyo

オンラインでも和紙作りができます。

shop.thewashi.tokyo

今回ご紹介した方法で薄い和紙と厚い和紙の両方が作れます。

 

ぜひ、春休みやお休みの日に作ってみませんか。

お申込み、お問い合わせ、心よりお待ちしております。



   

#papermaking #Washi #handmade #WashilaboTOKYO

 

 

 

季節をテーマにした和紙文様オンラインワークショップ

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先月は、立て続けにワークショップを開催していました。

今回は、和紙に描かれた文様についてのオンラインワークショップをご紹介していきます。

当ショップでも人気があるワークショップの一つです。

今回は、季節に関する文様のリクエストをいただきました。

どんな和紙文様が登場してどうワークショップが進んだかをご紹介します。


 

~リピーターさまが参加~

 

今回は、大阪からご参加いただきました。

以前にもワークショップにご参加いただき、久しぶりにまたご参加いただけることになりました。

今回はペーパーアーティストさんです。

Instaglam

https://www.instagram.com/craftfullife_gallery/

前々から興味があって、作品の中に取り入れて海外の人に説明できるようになりたいとのことでした。

f:id:tokyowashi:20210303171502p:plain

今回のリクエストは季節に関する文様ということで、冬~春に向けて関連する文様や和紙をご紹介します。

春といっても幅が広いで春先に見られるものに絞ってみました。

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和紙文様とは、和紙に描かれた文様を指しています。

その数は膨大です。

ワークショップには時間の制限があるのでどれをご紹介するかとても迷いました。

特に春に関する文様はとても多いので、花だけでなく、植物、動物、道具などバリエーションよくしてご紹介しました。

  

~いよいよスタート~

 

和紙文様のワークショップは初参加ということなので、文様の起源や和紙の文様についてご紹介。

このワークショップは、何かを作ることは基本的にありません。

セミナースタイルのワークショップになります。

ただし、ただ話を聞くだけではありません。

事前に資料をお送りし、そこには各所に空欄となっています。

クイズを出題しながら答えていただき、その空欄を埋めていただく流れです。

退屈しないように知識と創造力を働かせてご参加いただけます。

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ワークショップでは、資料の内容だけでなく文様に関するエピソードや歴史も交えてご紹介しています。

たまには、小道具やサイトなどを映しながらご紹介しますので、私自身も気が抜けません。

それでは、一つ文様をご紹介します
 

~矢羽根文様~

 

もしくは、矢絣文様とも言われています。

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ちょうと今は卒業式シーズンで、袴の柄としても多く使われていますね。

矢は的を射る道具です。

意中の方の心を射るということで、恋愛成就に良いといわれています。

また、的と一緒に描かれている文様は「破魔矢文様」といいます。

競技用の的を「はま」と呼ぶそうです。

魔を射るということでお正月に破魔矢を購入されることも多いと思います。

昔は戦国武将も好んでこの文様を使用していたそうです。

また、三本の矢が描かれた文様がある有名な飲料のロゴマークでも使用されています。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

それは、「三ツ矢サイダー」です。

www.asahiinryo.co.jp

こちらも立派な文様です。

たった一つの文様にもいろんなエピソードが盛り込まれていますね。

 

~最後に~

 

知的好奇心を満たすのも十分によいのですが、やはりここで得た知識などを作品や贈り物などに活かしていただきたいと思ってこのワークショップを開催しております。

和紙文様はまだまだ膨大な種類がございます。

興味のあるジャンルを一つずつご参加いただき、知識や教養を深めてそれを次につなげていただけることを願っています。

ご参加希望の方はこちらからお申込みくださいませ。

shop.thewashi.tokyo

将来的には海外の人にも直接紹介していきたいと思っています。

その前に英会話ができるようにならねば…。

現在、一生懸命勉強中です(-_-;)



   

#Workshop #pattern #Washi #chiyogami #WashilaboTOKYO

 

 

 

季節をテーマにした和紙文様オンラインワークショップ

こんにちは。

ショップ「和紙ラボTOKYO」を運営する東京和紙の篠田です。

先月は、立て続けにワークショップを開催していました。

今回は、和紙に描かれた文様についてのオンラインワークショップをご紹介していきます。

当ショップでも人気があるワークショップの一つです。

今回は、季節に関する文様のリクエストをいただきました。

どんな和紙文様が登場してどうワークショップが進んだかをご紹介します。


 

~リピーターさまが参加~

 

今回は、大阪からご参加いただきました。

以前にもワークショップにご参加いただき、久しぶりにまたご参加いただけることになりました。

今回はペーパーアーティストさんです。

Instaglam

https://www.instagram.com/craftfullife_gallery/

前々から興味があって、作品の中に取り入れて海外の人に説明できるようになりたいとのことでした。

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今回のリクエストは季節に関する文様ということで、冬~春に向けて関連する文様や和紙をご紹介します。

春といっても幅が広いで春先に見られるものに絞ってみました。

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和紙文様とは、和紙に描かれた文様を指しています。

その数は膨大です。

ワークショップには時間の制限があるのでどれをご紹介するかとても迷いました。

特に春に関する文様はとても多いので、花だけでなく、植物、動物、道具などバリエーションよくしてご紹介しました。

  

~いよいよスタート~

 

和紙文様のワークショップは初参加ということなので、文様の起源や和紙の文様についてご紹介。

このワークショップは、何かを作ることは基本的にありません。

セミナースタイルのワークショップになります。

ただし、ただ話を聞くだけではありません。

事前に資料をお送りし、そこには各所に空欄となっています。

クイズを出題しながら答えていただき、その空欄を埋めていただく流れです。

退屈しないように知識と創造力を働かせてご参加いただけます。

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ワークショップでは、資料の内容だけでなく文様に関するエピソードや歴史も交えてご紹介しています。

たまには、小道具やサイトなどを映しながらご紹介しますので、私自身も気が抜けません。

それでは、一つ文様をご紹介します
 

~矢羽根文様~

 

もしくは、矢絣文様とも言われています。

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ちょうと今は卒業式シーズンで、袴の柄としても多く使われていますね。

矢は的を射る道具です。

意中の方の心を射るということで、恋愛成就に良いといわれています。

また、的と一緒に描かれている文様は「破魔矢文様」といいます。

競技用の的を「はま」と呼ぶそうです。

魔を射るということでお正月に破魔矢を購入されることも多いと思います。

昔は戦国武将も好んでこの文様を使用していたそうです。

また、三本の矢が描かれた文様がある有名な飲料のロゴマークでも使用されています。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

それは、「三ツ矢サイダー」です。

www.asahiinryo.co.jp

こちらも立派な文様です。

たった一つの文様にもいろんなエピソードが盛り込まれていますね。

 

~最後に~

 

知的好奇心を満たすのも十分によいのですが、やはりここで得た知識などを作品や贈り物などに活かしていただきたいと思ってこのワークショップを開催しております。

和紙文様はまだまだ膨大な種類がございます。

興味のあるジャンルを一つずつご参加いただき、知識や教養を深めてそれを次につなげていただけることを願っています。

ご参加希望の方はこちらからお申込みくださいませ。

shop.thewashi.tokyo

将来的には海外の人にも直接紹介していきたいと思っています。

その前に英会話ができるようにならねば…。

現在、一生懸命勉強中です(-_-;)



   

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